春の朝ランフォト
やっと春になったが朝晩はまだまだ冷える。
この日の朝も6℃くらいだったが走るのにはちょうどいい。
ウェストバッグにEOS M6 Mark II に22mmのコンパクトレンズを取り付けたものを入れて、服装は冬装備からちょっと薄着になって走り出した。
空は快晴で空気も澄んでいたので北アルプスがクッキリと見えた。
いつも通る鉄橋越しの常念岳も綺麗だった。
そのまま走り続けようと思ったら、川のほとりに菜の花が咲いていたので荒れた階段を注意しながら降りた。
ちょうど電車が来ればいい写真が撮れるんだけどなと思ったが1時間に一本しかない電車がそう都合よく来るわけがない。
いつもなら松本城まで走るところだが、いつも同じではつまらないので松本盆地と北アルプスを両方眺めることができる城山公園へ向かった。
城山というだけあって急な登り坂を上がっていく。
あまりにも急すぎるから歩いてしまった。
高校の時は走れた気がするのだが歳とったな。
城山公園は桜まつりの開催中らしいがもちろん桜は咲いていない。
それでも屋台があって提灯もぶら下げられていた。
きっと見頃は来週だろう。
今回は桜を見にきたわけではなく景色を眺めることであるので展望台へ向かった。
展望台付近に行くと段々とまだ雪を冠った山々が視界に入ってきた。
そして展望台の階段をクルクル登り、階段の合間合間から綺麗な景色が視界に入ってくる。
この展望台は私が高校生の時にあったと思うが記憶が定かではない。
高校生の時はわざわざ景色を見にくるなんて思わなかったのだと思う。
階段を登ると常念岳などのアルプスがとても綺麗だった。
霞んでもいないのでとても条件の良い日だ。
次に少し南側に視線を向けると乗鞍岳が眺められる。
来週はいよいよ乗鞍岳を眺めながらキャンプの予定なので絶対に晴れて欲しい。
最後に松本市街地の方を眺めた。
美ヶ原から日が登って松本城などを照らしている。
城山公園を一周走ってから坂を下った。
そうするとここにも菜の花が咲いて空の青と花の黄色のコントラストが綺麗だった。
さらに下っていくとふもとのお寺に桜が咲いていた。
何桜だろう?わからないけど小ぶりな花が可愛かったので、お地蔵さんにも入ってもらって記念撮影した。
こういう写真を撮るときに背景をどれだけボカすかが難しい。
そこがセンスなのだろう。
桜だけかと思ったら奥にツバキも咲いていた。
ツバキは赤い花のイメージだがこんな色もあるというのを初めて知った。
松本城へも寄ろうかと思ったが写真を撮りながら走っていたら予定よりも時間がかかてしまったので帰宅することにした。
いつも同じ道を走っていてはつまらないので、川沿いの車が通らないところに降りて走った。
そうすると土手にツクシが顔を出していた。
今年初ツクシである。
あらためて春だなと感じた。
最後におまけでレンギョウも。
そんな12キロほどの朝ランフォトだった。
EOS M6 Mark IIはCanonがやめてしまったマウントなのでもう新しいレンズも機種も出ることはないがオートフォーカスの精度と速度さえ気にしなければコンパクトだし写りも良いので気に入っている。
またランの時はこの機体を持っていこうと思う。
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