春の高ソメキャンプ①〜信州の山の上で九州とコラボ〜
久しぶりにキャンプ記事です。
今回も何回かに分けて書きたいと思います。
写真多めでのんびりと書こうと思うのでお付き合いください。
はじまり
4月に入り冬の間は閉鎖されていた信州のキャンプ場が続々とオープンしてきた。
私の一番のお気に入りである松本市奈川(旧奈川村)にある高ソメキャンプ場も4月の第1週から2024年の営業が開始された。
本当は第1週に行きたかったのだが用事があって泣く泣く断念し第2週に行く事にした。
用事がなくとも3月の予約合戦に負けて良いサイトが確保できていなかったのだが。
今回は今シーズンの初回だし約1ヶ月ぶりのキャンプだったので、のんびりとソロキャンにしようかとも思ったのだが、ちょうど隣のサイトが空いていたので後輩のワッシーを誘ってデュオキャンとする事にした。
2月のふもとっぱらに続いて連続である。
快晴の中をウキウキしてキャンプ場へ
朝のうちに家事やらなんやらを済ませて家族に白い目で見られながら11時30分に家を出た。
キャンプ場までは自宅から山道を走って約1時間で着く。
キャンプ場の最寄りのスーパーで最終の買い物をして、雲一つない快晴の中をウキウキしながら山道を走ってキャンプ場へ向かった。
ちなみに最寄りと言っても車で約50分はかかるのでご注意を。
キャンプ場に入ると懐かしい記憶が蘇ってきて嬉しくなる。
まだ葉っぱが出ていない白樺のトンネルを抜けると目の前にまだまだ雪を被っている乗鞍岳が視界はに入ってくる。
富士山ももちろんいいのだがこの乗鞍岳もかっこよくてため息しか出ない。
車を降りてワッシーと一緒に呟いた言葉は「最高だな」だ。
センターハウスに入ると昨年何回もお世話になった管理人の方が出迎えてくれた。
これだけでも「また来たんだな」と嬉しくなる。
看板猫の「つくね」くんも出迎えてくれるかと思ったら、どこかへ行っていて留守だった。
天気が良かったので日向ぼっこにでも行ったのであろう。
今回のサイトは昨年初めてこのキャンプ場を訪れた時と同じ2番サイトである。
そしてお供のワッシーは隣の6番サイト。
2番サイトは小さいがサイトの中で一番眺めがよく、ソロキャンプにはベストだと思う。
1番サイトは広くて眺望も良いが2番サイトよりも眺望は若干劣る。
それでも最高なのに違いはないが。
お花見気分で赤飯弁当を
設営を開始する前に少し遅めの昼ごはんを食べる事にした。
設営後にツマミを食べながらのんびりと飲むつもりなので、昼ごはんは軽めのものがいいなと思い、来る途中で寄ったスーパーの惣菜コーナーを覗いたところ、ちょうどいい感じの赤飯弁当があった。
桜も咲いているしお花見気分で赤飯を食べようと思って買ってきたのだが、残念ながら山の上の桜はまだ小さな蕾だった。
きっとあと二週くらいかかるだろう。
それでも、小春日和を通り越した初夏のような気温の中で、蕾の桜と綺麗な乗鞍岳を眺めながら赤飯弁当をいただいたら最高にうまかった。
目の前の土手にはふきのとうも顔を出しており、「油と小麦粉はあるから天ぷらにしようか」と思ったが結局面倒になってやめてしまった。
他の山菜を見つけたらやばかった。
今回の幕はDOD SOLO SOUL WOWWOW
お腹も満たされたので設営を開始した。
今回は新幕のDOD SOLO SOUL WOWWOWである。
実は2月にほったらかしキャンプ場へ行く予定で、ぼっちサイトに設営できて薪ストーブが使えるTCテントを探していたところこれにたどり着いた。
結局2月も3月も行けなかったので今回デビューさせてみたのだ。
設営してみると比較的コンパクトで設営も簡単で居住性も良かった。
今回はシェルターとして二人で使ったのだが十分な広さがあってとても気に入った。
しかし購入前から一つ気に入らなかったのがガイロープが赤色という事であった。
いい年したおじさんが赤って・・・と思ってしまったので、Amazonでカーキのガイロープを買って最初からそれを使った。
設営も終わり眺めるとその色の統一感に満足した。
でも、日差しが強いから跳ね上げようとポールを立ててみるとカーキのガイロープが一本足りない。
残念ながら跳ね上げ部分だけは赤いガイロープという目立つ感じになってしまった。
これは絶対に次までに追加購入しなければならない。
IPAを開けて刺身で一杯
設営も終わったのでまずは一杯飲む事にした。
一杯目に開けたのはBREWDOGの「HOP FRENZY」だ。
先日東京へ出張した帰りに電車の中で飲んでこようと成城石井で買ったのだが、ハイボールでお腹がいっぱいになって結局飲まなかった一本だ。
このビールを刺身をツマミにしていただいた。
確か、昨年の同じ時期にこのキャンプ場に来たときも刺身を食べた気がする。
海からとても遠い山の上で食べる刺身は最高なのだ。
この刺身を九州の甘い醤油と信州安曇野のマル井のあらぎりわさびで頂いた。
以前、会社で九州出身の人と話した時に、「九州の甘い醤油と信州安曇野のマル井のあらぎりわさびの組み合わせが最高なんだよ」と聞いてずっと甘い醤油を探していたのだが、やっとスーパーで見つけたので買ってきたのだ。
その人の言葉通り確かに美味しくてびっくりした。
九州恐るべし。
しばらく家で刺身を食べる時はこの組み合わせで食べると思う。
ビールを飲み終えた後はワッシーが持ってきた、信州池田町の酒蔵である大雪渓酒造の日本酒を飲みながら刺身を食べたらさらにうまかった。
大雪渓の酒はスッキリしていてとても飲みやすく注意が必要だ。
美味しさのあまり写真を撮り忘れてしまった。
そんな感じでチビチビと酒を飲みながら最高の景色を眺めたのであった。
つづく。
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