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【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ02

おれだ。前回の続きだ。4月は公式のソロアドベンチャーがなかったので、準備してた身としては拍子抜けしたが、その分はこっちで自分でやるとしよう。DIY精神だ。5月にはあるそうだが。3月はリプレイ小説の記事が10個、4月は8個もあった。3-4日に1つはあげてる計算だ。ライナーノーツとかも含めればもっとだ。だいぶハマっている。なにしろソロでやってるのでセッション仲間を集める手間暇がいらないしな。ではGO。

リーヴ・オブ・アブセンス

タイトルはleave of absence、「休暇」の意味だ。休暇を翻訳しただけだ。余暇パートは前にもやったが、次のセッションへ繋ぐ重要な部分であり、それ自体がセッションともなる。おれはソロなので脳内セッションだが。「レイト・ブルーマー」やエイプリルフール企画でハナミの話が出たので、せっかく余暇だしハナミさせてやろうと思い予定を立てた。ニンジャがハナミというとリアルニンジャ化の儀式としてゆうめいだが、通常の行楽としてのハナミだってあるだろう(チャドーもそうだ)。仲間も増えたし、そうした行楽をすればリフレッシュするだろう。後のイベントは即興だ。くりーむ=サンの「ランダム・ダンジョン」から余暇中のダンジョンアタックというネタを思いついたので、それへの準備も兼ねた。BM=サンはチームが囲んで棒で叩けばやられてしまうだろうが、一対一だとおれのダイス目もあって結構つよい。コブラ・カラテは奥が深いのだ。SW=サンとの師弟関係もあって、なんとなくブラックドラゴン=サンめいている。

ダンジョンズ・アンド・ニンジャズ

元ネタは当然、世界最初のRPG「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ」だ。ニンジャとは伝説のドラゴンや吸血鬼のようなものであり、「マグロ・アンド・ドラゴン」という忍殺第二部のあれもあるのでピタリとハマった。ツキジ・ダンジョンへ冷凍マグロを探しに行くのは第三部のエピにあるが、時系列的に第一部最初期(ヴェンジェンス以後トーフ以前)のこの時期でも既にダンジョン化はしていたはずだ。おれはRPGでもローグライク、ハクスラがすきで、こういうのはワクワクする。Unsplashからそれっぽい画像を拾って散りばめてもみた。イベントは状況に合わせて自由に改変している。ニンジャ視力があればマグライトは不要だろうが、まあよかろう。

で、目的のひとつを達成したところでニンジャスレイヤーが出た。おれはダイス目をいじってはいない。DKKを溜めてなくてもカルマが巡ってきたというわけだろう。まあ前回より成長してるし、三忍が逃げに徹すればダイジョブだろうと思ってやったら、結構いい感じに逃げられた。しかしニンジャスレイヤーがナメられてばかりでも困るので、ツヨイ・スリケンで天井を崩落させてみた。いつぞやは普通に回避されたが、ヘリを撃墜する破壊力とはこういうものだ。IPが爆発四散の危機に見舞われたがHBが身代わりになった。たまには死にかけるぐらいのバランスがいいだろう。あの自称トーテムは、まあ……そういうやつだ。なんかの伏線かも知れない。備えよう。

ラン・アモク・ラン

走れ、SW=サン、走れ!ということで、最近影が薄かった彼を主人公にしてみた。タイトルは音楽からだ。アモク(アモック)はマレーシアの文化依存症候群で、狂ったように走って破壊活動しまくる病気だという。おれはマッドメンで知った。アモクウェイブ=サンとは無関係だ。SW=サンはヘルカイトともゲイトキーパーとも縁があるし、ついでにヤングチームを組ませてみようということで、無から発生したサンシタにいろいろ与えて育ててみた。女っ気がなかったので女ニンジャを作り、バランスを取るため変人を入れた。既にいろいろリプレイもされたシナリオだったので、それらも参考にしつつ進めたが、やはり三忍がかりで一斉攻撃されるとちょっと強いだけのニンジャだとすぐやられてしまうな。インフレしてもなんだし、敵側も複数で来るとか分断して殴ってくるとか考えてみよう。

なお第一部四巻を読み直すとトコロザワ・ピラー付近に常時満開のバイオ桜並木があるとあったのでびっくりしたが、あれは第一部終盤の描写なので、「ダンジョンズ…」の後から植えたことにすれば事なきを得られる。ネオサイタマで季節感を出すのは難しい。トレーニンググラウンドも15階と書いてあったが、たぶん改修工事でもしたのだろう。

◆Run Amok Run◆

◆Run Amok Run◆

今は以上だ。また溜まったらやる。名鑑もやらねばな。

【以上です】

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