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【荒野パロ】We Outnumber You

「…………」

困惑。これから「依頼」を果たさねばならないのに、なぜこんな場所に送り込まれたのか。敵の仕業だろうが、標的となるあいつらの仕業とも思えない。こんな能力があれば、それこそ望みのままだ。奇妙に未来的な板のようなものに、文字情報が流れていく。理解は出来るが理解不能。

「つまり……全員殺せばいいわけだ」
「残り一人になるまで?」
「そうだ。俺たちも、残り一人になるまで」
「そうすれば、願いは叶う」
「そうだな。そいつ一人だけ……」

帽子にコート姿の男たち、11人。ヒゲ面のものも、そうでないものも。体格はよく、荒事慣れした雰囲気。彼らは、死をも恐れぬ一個の軍隊。11人チームの殺し屋。その背景は語られず、伺い知れない。名前すらも分からない。
倉庫に入り、武器を探す。拳銃、機関銃、猟銃、クロスボウ、擲弾。手当たり次第になんでも拾う。

「見つけた奴から殺していくぞ」

【???/午後12時11分】
11人の男たち@スティール・ボール・ラン
[状態]:健康
[装備]:スマートフォン、『TATOO YOU!』(スタンド能力、背中に描かれている)
[道具]:拳銃、機関銃、猟銃、クロスボウ、擲弾など11人ぶんの武器
[思考・行動]
基本方針:見敵必殺。
1:武器を集め、敵を殺す。
【人物紹介】
漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場する殺し屋チーム。顔つきはそれぞれ違うが全員帽子にコート姿。ヒゲや髪の毛には英字の文章が貼り付けられているようなデザイン。11人の馬の足並を完全に一致させるなど、軍隊以上に統率されたチームワークを持ち、拳銃で武装して死を恐れずに戦う。11人の中にリーダーがいるのだろうが、それが誰かなのは彼らしか知らない。彼ら一人ひとりの名前も素性も背景も全く不明。ただの仲間なのか、同じ一族や11つ子なのか、スタンド能力で増えたのか、あるいはスタンドが11人を引き寄せ洗脳したのか。
『TATOO YOU!』というスタンド能力を11人で共有しており、背中に絵として刻まれている。彼らは互いの背中の絵の中を自由に空間移動できる。武器など所持品も持ち込むことが可能。一つの背中に移動出来る人数に制限はなく、1人の背中から残り10人が出現することも可能。一人ひとりが死んでも全滅するまで能力は消滅せず、死体の背中からも出現でき、倒れた死体を動かして移動することもできる。絵の中に潜んでいる者に攻撃を当てることは出来ないが、スタンド自体に戦闘力は皆無。射程距離はCなのでそう遠距離ワープは出来ない。移動中は11人のままなので、たぶん長時間絵の中に潜み続けることも出来ないのだろう。

彼らだ。参加者の集まりが悪く、コンビでもチームでもいいというので、数合わせに投げ込んだ。しかし結局本編は始まらずに終わった。徒労だ。おれが投下した連中はこれで終わりだ(途中いくらか抜いた)。これでnote以前のすべてのアーカイブも終わりとする。

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