Windows、大丈夫か?

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Windows 11が出るのですね。確かWindows 10が最後と言ってたはずだけど...。

さて、XOR for Windowsに対して多い問い合わせが、

Microsoft 365アカウントでXORのサブスクリプション契約ができない

です。そう、Windowsストアの有料アプリ購入・サブスク契約にはMicrosoftアカウントが必要なのだけど、それとは別に「Microsoft 365」なるアカウントもあるようで。

Microsoft 365はOfficeアプリや追加のクラウドストレージ、そしてセキュリティ関連のサービスを提供するものらしいけど、解りにくいですよね。有料(一般法人向けなら¥540/月〜)なのでMicrosoft 365はMicrosoftアカウントを包括していると誤解されがちだけど別物です。

ちなみにこのMicrosoft 365は4月半ばまで「Office 365」という名前だったけど、改称されて余計に紛らわしくなってしまいました。

でも、この手の話は何も今に始まったことではなく、WindowsにはMacユーザが理解に苦しむ冗長さが昔から散見されます。

例えばダイアログの「適用」ボタン。あれ要らんでしょうに。

他にもディスプレイ設定の「拡大縮小とレイアウト」の設定項目。「ディスプレイの解像度」だけでよかろうと。「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」なんて概念を理解したり適正値を見つけるのは面倒です。

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そして極め付きは謎のダイアログ。アプリが操作を何も受け付けないと思ったら裏でダイアログが出ていてたというあれ。ダイアログは必ず最前面に表示してくれないと何が起こっているのか解らずPCが誤動作したと思ってしまいます。ユーザを迷わせる要素は極力排除するのがUI・UX設計の鉄則だというのに。

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それでもライバルがMacだった頃はよかったかもしれないけど、今やWindowsのカウンターパートはChromebook。しかもこれからのユーザはiOSやAndroidに慣れ親しんだ人たちです。Windowsみたいに冗長で習得を要するOSは次第に敬遠されていくのではないかと。導入時の設定や日々のメンテが大変だから。

Windows 10のサポートが終了する2025年頃には新規販売シェアでWindows PCとChromebookが拮抗しているかもしれません。

ちなみにMacはいつの時代も10%前後のシェアにとどまるでしょう。それでも大きなボリュームかつ存在感です。一般ビジネスではまず使われないのだから。

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