コロナ特需

いよいよ緊急事態宣言ですか。我々の生活はさほど変わらないと言われるけど、戒厳令みたいに受け取ってあれこれ買いだめに走る人が続出しそうな気も...。

さて、今朝のテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』で玉川徹さんが新型コロナウイルスについてまた妄言を放っていました。

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山口真由さんが「何が功を奏しているかは解らないけど、ともかく日本は死者数が少なく持ちこたえている」と言うと、玉川さんは口調を荒らげて「毎日400人が肺炎で亡くなっているけど全数PCR検査をしているのか?」だと。どうやら「一般的な肺炎の死者数に型コロナによる死亡例がかなり含まれていて、それをカウントしていないに違いない」と言いたいようです。

でも、志村けんさんのケースで解るように、新型コロナ関連死の場合、遺族はご遺体との対面も葬儀も叶わず火葬にも立ち会えません。ご遺体は病室(通常は葬儀場)で納棺され、密閉処置が施されます。よって玉川さんの説が正しいなら、一般的な肺炎死に紛れて新型コロナへの感染対策がなされないままご遺体との対面、葬儀、火葬が数多くなされていることになります。この期に及んでそんなずさんなことが起こりうるとでも?

中には明白なデマにすら騙される人もいるのだし、視聴率特需に味を占めた焚きつけ屋は始末が悪いったらありゃしない。

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