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自作3Dモデルを作ろう(初心者向け)

こんにちわ、れーや氏です。
さて、せっかくノートアカウントを自分用に作ったので、まずは自作モデルを作る方法について書きたいと思います。

は?需要がない? 知らんがな、私は作りたい物を作るし書きたいものを書くんだよ。


はじめに

私が何故3Dモデルを作ろうと思ったのか。
昔から自分で何か表現できるものが欲しいとずっと思っていたんですよね。ところが私は全く絵が描けません。字も汚いです。
この通り、地獄の字です。とても手で何かを表現できる気がしません。

なので絵で自分から溢れる物を表現する事はできませんでした。
子どもが喜ぶので絵の練習をしましたが、4歳児にそろそろ負けそうです。日々絵を描くと嫁にからかわれています。子どもが喜んでるからいいもん。

さて、そんな私ですがそれでも何かを表現したい自分が抑えられず、自分だけのベースとなる原型が何かが欲しいと思い、そこで辿りついたのが一度作れば好きに動かせる3Dモデルでした。

使うツールについて

まぁわかる人はわかると思いますが、使っているツールはVroidStudioです。
色んなゲームをやったことがある方などはイメージがつくかもしれませんが、スライダー方式で数値を弄って、何となくただ可愛いキャラクターを作るだけなら誰でもできるようなツールです。本当に初心者向け。

※細かく表現したいものが出てくると、肌や髪の毛等、色々な部分のテクスチャー(画像)などをフリー素材を探したり、購入したり、自作する必要が出たりします。

私はプログラムも書けない、絵も描けない、特殊なパソコンスキルもありません。それでも出来るのがこのツールです。とりあえず初心者はこれ使うといいと思う。ガチの人でも素体を何がしかのツールで作ってから他のツールに持っていって弄るって人も居ます。

更に高レベルな物が欲しくなった場合、UnityやBlender等、他のツールを使う必要性が出てくる可能性が出てきます。そこまで行くのはそれなりに敷居が高くなるので今回省きます。私もぶっちゃけロクに触れません。

モデルを作る前に

さて、自作モデルを生成していく上で大事なのは自分がどういうキャラクターが好きか、又は作りたいかです。

今の時代、ほとんどの人は色んなアニメや漫画等のキャラクター達に触れる機会が多数あると思います。
例えそういう文化に興味がなくても何かしらのキャラクターを見る機会はあったでしょう、それらをまずイメージしてください。キャラクターをイメージ出来ないのであれば、自分の好みはこういう方向、自分の性格はこれだからこういう感じ等何でもいいのでイメージしてみましょう。

ちなみに私は釣り目で子どもっぽいキャラが好きです。
何でかと言うと自分が性格きつくこどもっぽいからそういう対象に勝手に凄く親しみを感じているからです。
この位のふざけた理由で大丈夫です。

さて、頭の中に何かイメージがわきましたか?
見つからないなら、まずは適当にインターネットサーフィンをしたり漫画を読んだりアニメを見て色んなキャラを見たりしてみましょう。

自分が表現したいモデルの属性を考える

イメージが沸いたらそれがどういうものか、属性を意識してみましょう。
・そのイメージは男性か女性か
・そのイメージの年齢はいくつ程度か
・そのイメージしたモデルの性格

これらをイメージするのです。まずは性別と年齢だけでもいいです。作っていく上で細部のイメージがだんだん定まってくる事もあると思います。

難しいのであれば、AI画像生成で色んなものを描いてもらったり、ネットで色んな画像を検索して考えてもいいでしょう。多数のイラストを見ても良し、他の方が作られたモデルを見てもいいと思います。Vtuberなんかを参考にしてもいいのではないでしょうか。プロが作ったものは、やはり良く出来ています。

その属性を表現するために

さて、次に大事なのは、その属性を表現するのに必要な要素です。
性別であれば、一番分かりやすいのは髪型、体型でしょうか。
これは見なくてもある程度の想像が付くと思います。
年齢を表現しやすいのは体全体における顔のサイズ割合、顔パーツ配置位置でしょうか。

年齢を例にあげます。
下の画像を見てください。
私の自作モデル、つまりうちの子です。とてもかわいいですね!
とりあえず100回可愛いと唱えて、目に焼き付けたら下にいってください。

うちの子


目と鼻下げて少し目を大きくしたうちの子。

はい、見比べてどう思いますか?
適当に弄っただけですが可愛いです!!

・・・・すみません間違いました。
比べてみると少し下の方が子どもっぽく見えると思います。
こうやってキャラクターの年齢という1つの属性を表現します。
これだけでも同じキャラの子ども時代と言い張れなくもないです。
もっと子供らしくするなら顔を丸くする等も選択肢になると思いますね。
下の画像は顎を丸くして目をもう少し調整してみました。
もっと子どもっぽい感じが出たと思います。

例えば、病んでるとか暗い雰囲気を出したければハイライトを消します。
以下の通りです。

何となく目の横幅を狭くしてみると…誰だコイツってなります。
全然別人です。

小目

とりあえずこんな感じで自分が求めるモデルの属性を少しずつ表現していきます。

属性とは、位置と割合

自分が表現したいものがあったら、顔の中で目の配置がどこか、目のサイズがどの位か、など顔におけるパーツの位置やサイズの割合を他人のモデルやイラストと比較してみましょう。
それに合わせてキャラを作っていく上で自分の好みが見つかると思います。
基本的に属性は、全体における各部位の配置位置、その占める割合で大抵つけられます。

さて、試しにキャラの性別を変えてみましょうか
まずはこの画像を覚えていてください。
先ほどと同じモデルで髪型を少しだけ男性寄りにしてみました。
でもこの顔じゃどう見ても女性に見えますね。
さて、これを見た後に下の画像を見てみましょうか。

銀髪


男性?

少しは男性寄りに見えますか?
目の縦幅を狭くして、瞳を細くし、チークも外しました。
大した差じゃありませんが、何とか男性と言い張れなくもないラインです。
さて、もう少し特徴をつけてみましょう。
下に進んでください。

男性

こちらは顔を少し伸ばしてみました。調整が荒いですが、より男性感が出てきたと思います。

どうでしょうか、部位のサイズや位置、割合を調整して属性をつけて表現するイメージがわいてきましたか?
どう表現していいか分からなくなった場合は、色んなものと自分の作成中モデルを見比べてみましょう。すると、自分が欲しい属性を表現するためにモデルに足りないものが見えてきます。

性格は目で表現

性格に関しては、目で表現するのが一番簡単だと思います。
すぐ上の男性画像をベースとします。
言われるまでもないですが、気を強そうにするなら目を吊り上げればいいし、優しそうにするなら少しタレ目にするなどがわかりやすいです。
他にも色々あると思いますが、簡単に説明しやすい部分はこれなのでここまでにしておきます。以下に例として画像を2種類上げておきます。

気が強そう
優しそう


私の考える簡単な属性付与イメージ

簡単に自分がどう属性を意識してモデルを作るかをここに記します。
あくまでも一例です。自分が表現したいものに近しいものがあればそちらを参考にした方がいいと思います。好きな漫画の絵を参考にするとかね。

性別を顔で表現する場合
男性 面長 目と瞳は細め
女性 丸顔 目も瞳も大きい チークを使う

大人 面長 目と瞳は細め  目の配置が高い
子供 丸顔 目も瞳も大きい 目の配置が低い

気が強い 優しい は 目がつり目 タレ目などで簡単に表現

例えば有名な漫画のワンピースであれば、男女の差は瞳の大きさとハイライトで表現されています。勿論それだけではないのでしょうが、一番分かりやすい部分はそこです。

実践までの流れ

さて、ここまでわかったら、後は実践するだけです。

①自分が求める属性がどう表現されてるか理解する。
②それを表現するのに、ツールでどんな操作が必要か試す。
③数を作って自分の理想に近づくまで弄る。

やることはたったこれだけです。
簡単そうな気がしてきたでしょう?

これだけで最低限のモデルを作れると思います。
それぐらいVroidStudioは優秀なソフトなんです。
男性を作るならこの数値を弄る、女性を作るならこの数値を弄るなどそういう項目も充実しています。感覚的にキャラクターを作るのに特化している。

それでもどう表現していいか分からなくなったら、他人の物と比較しつつ、微調整を続けるのが完成のコツです。
慣れたらそのうち比較なしでもイメージのものが作れます。

また、このソフトには服や目やそれぞれの部位において複数の基本データが準備されています。それで足りなければ場合によってはboothでフリーまたは有料の素材を探してみてもいいでしょう。

とはいえ、とりあえず作ってみる程度の興味であれば、ベースデータだけでも十分色々揃っています。

後は出来たアバターを見て自己肯定感を上げるだけです。
皆も カワイイorカッコイイ モデルが出来るはず。
やれ!

色々動かしたければ他の3Dモデルを編集したり動かすためのツールなども調べてみるといいかもしれません。そこまで行くと沼です。やれる事と選択肢は無限大です。自分の理想に終わりはない。

ここまで読んで下さった皆様に最後に一言。
うちの子が世界一可愛い。絶対に譲らない。
この気持ちは本気で作った人なら皆分かってくれるはず。

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れーや氏

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