お金の価値とは 3分間スピーチ原稿
私にとってお金の価値とは何かということですが、一言で言えば余裕です。
お金があれば何でも買えるというわけではありませんが、少なくともお金を持っていれば、生活における様々な生活における制約から解放されます。時間さえもその対象になります。
例えばお金が自由に使える環境であれば別に無理に長時間働く必要はありません。外食で家事労働から解放される日を作ってもいいでしょう。
少し前から家事楽という言葉が使われるようになりました。
食器洗浄機を設置すれば毎日の洗い物の時間を減らせます。
ガス乾燥機を置けば毎日洗濯物を干す時間を減らせます。
1日30分程度かもしれません。
でもそれが1年であると180時間もの余剰時間を生み出す事が出来ます。
その時間に貴方や家族はのんびりしてもいいし、読書をしてもいい、勉強をしてもいいしゲームをしてもいい。
そう、お金とは自分の生活に余裕を生み出すためのツールなのです。
さて、そのお金の価値ですが、私は気持ちよく使う事で自分の価値を高める物であるとも思っています。
例えば、貴方がモノを売るとします。貴方が営業になって一つの客先に行くことを考えてみてください。貴方はお客様の為に出来る限り良いの提案をします。自分も利益を上げたいし、お客様に損をさせたいわけではないので、当然の考えです。
その時、相手からその見積もりの値段を高いと言われてしつこく価格交渉され値段を叩かれたらどう思いますか?
正直に言いますが人間性を疑います。私なら今後の付き合いを考えます。
次回からは最初に高い値段を提示するか見積もりに応じないでしょう。
相手にとって少ないお金しか払わずに自分だけが利益を得ようとするテイカー気質の貴方の価値はその程度です。
厳しい目線でコスト意識を持つのも重要ですが、時には気持ちよくお金を使う事で相手にとっての自らの価値を上げておかなければ、相手から良い提案を得られないものなのです。
金払いの悪い人間には、程度の低い人間しか寄り付きません。
知識や技術を持ち合わせている人間は、不必要に自分を安売りする必要性がないからです。
お金は持っているだけでは何の価値も生みません。
お金を貯めこんでいるつもりでも、貴方は代償に信用を支払っているだけかもしれません。
私は、お金はというものは必要な所に使って余裕を生み、気持ちよく使って信用を得る物、そういうものだと思っています。
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