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読書

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たっぷり時間を取った読書体験のススメ

読書の利点は、場所や時間の制約を限りなく受けないこと。スマホとネット環境さえあれば、どこにいたって読書ができます。この利便性があるからか、「趣味は読書です」と言うと変な空気になるときがあるんですよね。 読書ってスキマ時間でできませんか?と。 5分の連続と100分のまとまりは違う読書はスキマ時間に!は悪くないアドバイスですが、それは効率的なインプットをするためのTipsです。スキマ時間を上手に活用すれば1日30分は捻出できるでしょう。しかし5分×6回の30分よりも30分×1

「読書は紙か電子どっちだ?」構造は不毛なのでこの切り口で考えよう

読書は紙の本か電子か?というVS構造の議論がたまに耳に入ります。しかしこのフレームは無価値で、大事なのはif/then構造で考えること。言い換えれば、どういう場合にそれを使えるか?と考えるのが大事です。 ですから本の3つの読み方、紙・電子・オーディオの使い分け方を紹介します。 媒体の特徴を理解するたとえば料理でよく議論されるのが、手作りかインスタントかです。この論争の焦点は、どっちが良いか悪いかでしょう。しかし大前提として、「どんな場面での良し悪しか?」が抜け落ちていては

もし本を同時に何冊も読むならコレには気をつけたほうが良い

本を何冊か並行読みするのは悪くないんですけど、同じ読み方を同時に2つするのは負担が大きいから止めたほうがいいかも、という個人的な失敗談を紹介します。 読書が好きな人ほど陥るので気をつけていただければと。 本の読み方の種類ここでの本は、小説や漫画、雑誌などを除外した実用書のこと。ぼくが考えるに意識的な努力が必要になる本は3種類の読み方があります。 1.じっくり通読する 2.がっつり熟読する 3.ざっくり目を通す 1つ目は、ビジネス本に多い読みやすくてわかりやすい構造の本

本の置き方をとある型式に変えたら読書効率が上がった件

2020年に入ってから、Kindleで本を読むよりも紙で本を読むのを好むようになったんですよね。ただ紙で読むとなると置き場に困るようになりまして、どうにか置き方で読書の質を上げられないか考えていたんですよ。 そこでひらめいた本棚の使い方が押し出し型式でした。試してみたところしっくり来るので、紹介します。 紙と電子のメリットデメリットまず簡単に紙の本のメリットを説明しておくと、すぐに手に取って読めるのは電子書籍にないアドバンテージですね。数秒でペラペラめくって読めるのは、読

読んだ本の数を主張するのはみっともないから止めたほうがいい理由

年間数百冊の本を読むのは、自分のステータスになり達成感も覚えやすいです。ですが注意したいのは、本を読む数に重きを置きすぎることです。 もちろん知識を入れるにはたくさん読む必要があるのはわかります。無数の本から自分に合った本に出会うには時間がかかります。それはわかるんですけど、読んだ本の数でその人の知識量が決まるとは思えません。 大事なのは、本を使いこなす工夫であり読みこなす努力ではない。優れた考え方やフレームワーク、tipsを頭で考えて実践するまでが読書と言えるのではない

ウェブ記事の本紹介を読者に喜ばれる方法

Noteで本の紹介も増やしていきたいなーと考えておりまして。誰に伝えるか、どう伝えるを考えております。今のところ、目的に合った本を選びたい人に向けて書くつもりです。 というのも、「この本、気になるなぁ→調べてみよう」の行動パターンで記事を読んでもらうよりも、「この記事おもしろいな→この本読んでみよう」と思ってもらえるほうが、純粋にうれしいよなぁと。 アイキャッチとタイトルは別々にするべき記事を書くための参考として、書評ブロガーたちの記事を読んで作成テンプレートを確認したと

積読を罪悪感なく楽しむためのアドバイス

最近、電子書籍の読書を止めて紙の本にチェンジしました。理由はいくつかあるんですけど、大きな要因は「積読」がしやすいからです。 積読って、本を積んでおくだけじゃないと思うんですよ。本を積んでおけばその本の存在を認知できて、「そういえばこの本って」と1回思考が通るんです。 積読を見るたびに想起できる「そういえばこの本って?」と考えるきっかけを作れる。これが積読のパワー。そこに本があるだけでぼくたちの好奇心を刺激してくれている。つまり積読とは、「そういえばこれって」と想起しまく

紙で読んだ本のハイライトとtodoを手軽に管理する方法

好奇心に任せて本を読むのも楽しいんですけど、得た知識を実生活に活かすのも大切ですよね。ただ本を読むのが好きな人にとっては、それが意外とできなかったりして。夢中で読み続けて読了感だけ得ちゃうパターンもあるかと思います。 アイデアをtodoにするには、付せんやメモで記録するのが定石です。とは言いつつ記録だけして忘れてしまう機会もあるので、ここでは実際に行動へ移すときの初動を早める付せんの使い方を紹介します。 todo専用の付せんを用意するtodoにしたいアイデアに対して、ハイ