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もしSNSと程よい距離感を保ちたいならまずはこのルールを定めるべし

以前紹介したTEDトークに、「ソーシャルメディアを止めなさい」があります。集中力が大事な時代において、ソーシャルメディアは注意力を散漫にさせてしまうため、使用を控えましょうというのが主な主張。

動画を観るとわかるんですけど、言ってる意味はたしかにわかるんですよね。ただ言うは易く行うは難しでして、それを実践するのがむずかしい。そんな中いろいろ試していたところ、「これならイケそう!」と思えるソーシャルメディアとの付き合い方を発見したのでその方法を紹介します。

前提の考え方

前提としてぼくは次のような不満を抱えていました。

SNS関連やGmailなど、開くべきではないんだけど開いてしまうストレスを感じていたり、開く必要があるんだけど長く見過ぎちゃうイライラを抱えていたりです。

この問題を解決するための方法をこれから説明していきます。

必要なのは、新しいスマートフォンとそのスマートフォンを使う場所です。

GmailとTwitterを開くガジェットを決める

まず始めに行うことは、普段使いのスマホとは別にもう1台スマホを用意して、そのスマートフォンだけでGmailやTwitterを開けるようにすること。普段使いのスマートフォンでは、もう1台のスマホで行えることはすべて禁止です。

たとえば、新しい1台でTwitterとGmailが見れるなら、普段使いのスマホでは見れない設定にしましょう。逆に普段使いのスマホにLINEやInstagramが入っているなら、もう1台からは見れないようにします。

カンタンに言ってしまえば、用途にわけてスマホを使い分けるのです。

仕事用のスマホを会社から支給されるように、SNS用のスマホを自分がもう1つ支給します。

これだけをやってもそれなりにソーシャルメディアとの距離は取りやすくなるんですけど、ここにさらにもう1つの条件を加えていきます。

SNSスマホを使用する場所を限定する

普段使いとSNS使用のスマホを2台用意したら、次に行うのはSNS使用のスマホの使用場所を限定します。というのもSNSはパチンコのスロットマシーンのように使用者を依存させる仕組みが備わっていますから、ガシガシに条件を組んでおかないと誘惑に負けてしまうのです。

ですからたとえば「SNSスマホは仕事場でのみ使える」というルールを作り、かつ仕事場には20時以降に立ち入らないようにしてしまうのです。すると自然と決まった時間だけにSNSスマホを使うようになりますし、その時間以外での強い欲求を感じづらくなります。

ここらへんはやはり、人は環境の生き物なのだと実感しますね。

トイレで夕食を食べてください、と言われ続けたら食欲を失うのと同じように、時間を決めて必要最低限だけの行動を行えるようにすると、それだけで気分をコントロールしやすくなります。

SNSスマホを用意する目的は、ソーシャルメディアは必要なんだけどスロットマシーンの仕組みを稼働させずに使うことなので、決まった使い方をするだけでも日頃の接し方はグンと変わる。

やり方まとめ

カンタンに話をまとめるとやることは次の2つです。

1.SNS用スマホを購入する
2.そのスマホの使える場所を限定する

これだけを行うだけで、外出時に頻繁に行っていたメールチャックは激減しましたし、夜の静かな時間に良質な思考が行いやすくなりました。ソーシャルメディアはうまく付き合えば便利ですが、うまく付き合うのがむずかしいのがソーシャルメディアなので、上手に管理していきたいところです。


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。