12月2日 日常に潜む思い込みのワナ〜洗濯編〜
散らかった部屋を見て、「はて、どうして部屋が散らかっているんだろう」と考えた。
散らかっている原因を突き止めて見ると、乾燥機から出したままの衣類が床に置かれていて、床の表面積が少なくなっていることに気がついた。
「そうか!洋服をたたんでいないのか」と思いつくのと同時に、「どうして私は洋服をたたむ習慣が無いんだろう」と考えた。
思い返してみると、独身時代、実家で暮らしていた時は服を洗濯機に放り込んでおけば母が全て整えておいてくれていた。
一人暮らしをしていた時はさすがに自分で洗濯機は回したが、その後ハンガーに干し、乾いたらハンガーから取って着ていたのである。ハンガーから取る服がない=そろそろ洗濯をするタイミングだという感じに。
夫の洗濯機はドラム式の乾燥機までついているタイプの洗濯機だ。だから脱水した服をハンガーに干す手間がない。
逆の発想で乾燥機付きの洗濯機では「乾いた洋服をたたまないといけない」という手順があることに気付いたのである。
この一連の気付きを夫に話してみたら「じゃあ無理してたたまなくていいよ」というびっくりする回答が返ってきた。
夫曰く「今までの習慣はなかなか変えられないし、苦して変えるほどのことでもない」とのこと。
やろうと思って出来ないことではないけれど、私には簡単にはできない作業だ。
しかし私は頑張って洗濯物をたたもうとしていた。
私自身に「洗濯物はたたまれた状態でなければならない」という思い込みがあったという事実に気付かせてくれて、そしてこの現状を理解をしてくれる夫に改めて感謝しようと思う。
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今日は自分がやってみたい仕事をしている人に会いに行きお話を聞かせて頂いた。
結果としてお仕事をもらうことは出来なかったけれど、「個人でやっていくにはどうしたらいいのか?」「この業界ではどういう人が求められているのか」を教えてもらうことが出来た。
突然連絡をしたにも関わらず時間を頂戴し、親身になってアドバイスまで頂けたことにとても感激している。
「個人でやる」。とても勇気のいることだけれども、この勇気が誰かの役に立つのであればとても嬉しい。
うちの金魚に美味しいエサを食べさせたいと思います。