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結婚式を挙げるのは「この結婚が正しかった」と脳に刷り込ませるため

最近仕事を辞めると言うことを今の同僚たちにちらほらと報告し始めている。

周りに退職を報告したときに周りが取るリアクションは大きく分けて2パターン。

1つめが、「お疲れ様、今までがんばったね」ってこれまでの労をねぎらってくれるパターン。
2つめが、「この歳で仕事辞めてもあと安い仕事しかないよ」ってこれからの未来に脅しをいれてくるパターン。

こちらとしても10年近く働いた会社を辞めるわけで、これまでに築いた人間関係を1つ遮断するような少しさみしい気持ちに人知れずなっているのである。

でも後者のような言われ方をしたらその相手とは「今後別に付き合わなくてもいいや」と思ってしまう。

確かに世の中そんなに甘くないだろうし、この歳で転職、(未婚)、先も決まっていない、働く予定もない、となると心配されても当然。無謀過ぎるのは本人が重々承知である。

こっそり夜中に「これで良かったのかな」と眠れなくなることもある。

以前、結婚式を挙げるのは「この結婚が正しかった」と脳に刷り込ませるため。ということを聞いたことがある。

こんなに大勢の人が私たちのことを祝ってくれたからこの結婚は間違っていない、と考えるらしい。

同じ原理を使うとすれば、退職する時には「退職おめでとう」と、前向きな言葉をかけてもらいたいし、退職する勇気を踏み出した人には前向きな言葉をかけてあげたい。

言葉の威力はやっぱりすごい。

うちの金魚に美味しいエサを食べさせたいと思います。