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フリースクールイベントに参加して感じたこと〜引き寄せってこういうことか〜


今日はあるフリースクールを運営する団体の
イベントに出席しました

イベントには
私を含めて3人のグループで赴きました

全員
思春期で不登校経験がある子どもを持つ母親です


イベントでは
「夢みる小学校」という映画の上映会をはじめ登壇されたパネリストの方と
意見交換をする場面もありました

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学校の行き渋りがある小6の息子

息子は、小4の頃から学校に行けたり行けなかったりして

夜中に「うわぁぁぁ!!」と大声を出すこともありました

フルタイムで働く管理職の私
息子が学校に行かずにずっと家にいるということは…
親の私は仕事に行くことができないわけで…
とてもとても困るわけです


仕事に穴を開けるわけにはいかない

でも
息子は学校を休みたいと言っている
熱があるわけでもない
咳もしてない
体のどこが悪いかよく分からない

毎朝学校に行く時間になると
頭痛だとか腹痛だとか言ってトイレに閉じこもる
寒空の下
私は一人で外に出て玄関先で
待っていたこともありました

ママが寒い中外で待っていると気づいて
息子が登校する気持ちになることを期待して…

でも結局
1時間待っても
息子はトイレから出てきませんでした


最初の頃は手を貸してくれた私の親も

「息子が甘えているだけだろう、
自分が家にいても何もすることがない」

そのうち助けてくれることもなくなりました

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息子の学校行き渋りが始まった頃は
なんで私ばっかり
こんなに辛い目に遭うのだろうと
一人で暗いトンネルを彷徨っている気分でした


誰にも頼れなかった
職場には私を待っている部下たちがいる
私にしかできない仕事がある
(そう思い込んでいただけかもしれないけれど…)


息子が学校に行き渋ることで
人生が終わったような気持ちになった
前に進むことができず八方塞がりでした


このままではいけないと
スクールカウンセラーの先生に話を聞いていただいたり
病院を受診したり

母親である私の心の重しを
専門家に聞いてもらうことで
ほんの少しの間心は癒されても
その本質はなかなか変わらない


そんなとき私を救ってくれたのが



SNSやインターネットの世界でした


一人きりで悩んでいると思っていたけれど
同じように子どもの不登校で悩んでいる
お母さんやお父さん
こんなに世の中にはたくさんいるんだ

息子が学校に行き渋ることがなければ
出会わなかった人達と繋がることで
私の目の前には
今まで知らなかった新しい世界が広がりました



今日同じイベントに参加した3人は
私も含め全員が不登校経験のあるお子さんを持つ母親

子どもの苦しさや
見守る親の苦しさや傷も
苦しさから抜けた時の成長も
全員が全員共感できる仲間


それぞれの傷をただ舐め合うわけではなく
それぞれの経験を自分の経験と重ねて
それぞれを応援できる仲間たち


子どもたちも
親である私たちも
どこか似ていて
どこか同質で


それぞれが別々の場所に住んでいても
引き合って共振する
引き寄せるってこういうことなのかなって


息子たちが繋いでくれたご縁です


学校に行くことだけが正解じゃない
100点を取ることだけが人生の目標じゃない


自分らしく生きること
人生を楽しむこと
そんなことを教えてくれた子どもたち
生まれてきてくれてありがとう

共振した仲間とは
不登校とは全く関係のない
次の約束をしてお別れ


またしばらくしたら笑顔で会いましょう

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