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Do what's best for yourself

noteを通して伝えたかった想い

前回までのnoteを読んでくださっている方々、誠にありがとうございます。

僕は13歳からバスケットボールを始め、16歳で選手を辞め、マネージャーへ。

マネージャーを16歳から始め、18歳からコーチへ。

今年30歳になる世間から見れば若造のコーチが、コーチをしてきて感じた事を、このnoteでたくさんの人に知ってほしかった。

僕は結婚もしていないし、自分の子供もいない。

自分の子供ではない子供達と共に、ひとつの目標を目指し努力してきた日々はかけがえのないものである。


選手達を指導する時は、前回よりも上手く。強く。と考えているし集中力なんて持って1時間。
長い練習は効果的ではないと考えている。

今でも15分程度やったら休憩する。

それはミニバスだろうが中学生だろうが、社会人だろうが変わらない。

短期集中。
これに尽きる。

そして練習時間が長いと必ず力をセーブして練習する。

例えば100mダッシュを100本と言われたら、あなたは100本全てを全力で走りますか?

答えはNOですよね?

それが人間心理。

コーチをしていてキツい練習をさせる事があります。

辛い練習を乗り切ったという達成感。
それが自信へと繋がるから。

僕の考えはこうですが、皆さんはいかがでしょう?

ここからは僕の経験談も含めて、僕のコーチングについての考えを書かせていただきます。


選手は機械じゃない

責任者とは?
あなたはその質問に何と答えますか?


僕はどんな事があっても、その出来事に最後まで向き合う人を責任者だと思っています。


指導をしていると僕の声掛けが嫌な選手、保護者もいます。
コーチですら、その発言は、、
と言われた事など何度もあります。

今ではインテグリティと言われる事も、  当時はそんな用語すら知らなかったのが本音です。

「インテグリティ」(integrity)とは、誠実、真摯、高潔などの概念を意味する言葉。 組織のリーダーやマネジメントに求められる最も重要な資質、価値観を示す表現。

僕は一度も選手達に、手を挙げた事はありません。

殴って上手くなるなら殴っているし、泣かせて上手くなるなら泣かせています。(表現が悪いですがお許しください)

だがそんな事はないのは、皆さんご存知ですよね?

選手達にも保護者にも、もちろんコーチにも感情があります。

その感情をどうコントロールするのか?
ここがコーチとしての最大のテーマだと僕は思います。

テンションが下がっている際に、嫌な事を言われたらさらに落ち込むし、その逆もあります。


怒りを静める6秒ルールというのがあります。
要は出来事に対し、6秒我慢する事ができれば冷静でいれる。
ということなんですね。

選手がミスをした。

その選手が前向きのミスならば、怒りません。
だがプレーから逃げていたら?

チャレンジをしているのか?
もしくは何も考えていなかったのか?

コーチとしては選手達が考えているなんで?
を大切にすべきだと思います。

選手の考え
保護者の考え
コーチの考え

この三角形がバランス悪いと、上手く行きません。
学生スポーツでは必須です。

選手の気持ちを汲み取ってあげる。
そして、許せるコーチ。

感情をぶつけても響かないのは、考えが違うからです。

やみくもに怒っていませんか?
あなたはその行動を許せていますか?

6秒我慢してみてください。

きっと違う世界が見えてくると思います。


最終学年

義務教育には必ず卒業がある。

最終学年も人生で一度きり。
僕は学んだ事がある。


ここでちょっとした質問をします。
部員が7人でエースが退場。

残り1分1点差負け逆転のチャンスがある際に、あなたはどちらの選手を起用しますか?

①あまり上手ではないが毎日コツコツ頑張っている真面目な選手

②練習は不真面目であまりこないが、エースよりも上手な選手


この回答は人それぞれだと思います。


結論僕は18歳から20歳までは②

21歳からは①

の考え方に変わりました。

当時6年生でも試合に出していない選手達がいました。
それは下級生が努力し、バスケットも上手くなっていたから。

僕はここでは気づきません。
なぜなら勝っていから。

物事が上手くいっている時、人間は考えません。
実力主義でチームをつくっていました。

根底にあるのは努力している選手、上手い選手が試合に出れる。

だが、6年生は試合に出してあげよう。
そう思ったのが20歳くらい。
指導して3年目でした。


どんなに下手でも練習は休まない。
この積み重ねがいかに難しく、素晴らしい事かをこの時気づいたんですね。

選手を成長させるではなく、僕自身が一番成長していました。

コーチとしてバスケットボールを教えるのは当たり前。
だがコーチとして一人の人間の心を育てるには、選手達の努力を認め、それを現場に還元してあげる事が何より大切だと思いました。



・あなたはむやみやたらに、怒ってしまっていませんか?

・人間は機械ではありません。

・あなたは身近で頑張っている人を認めてあげられていますか?


自分に問いかけてみてください。
きっと新たな発見があると思います。


*この様な内容まだまだ続きます、、












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