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リーダーシップ

この選手達を上手くしたい。
一緒に勝ちたい。


そういう気持ちをお持ちのコーチはたくさんいる。

そして、コーチがこの気持ちを持ちつつ、選手も同じ気持ちを持っている事が重要である。

前の記事で、ミニバスプレイヤーのほとんどが教えてほしいと思っていないと書いたが、要はどんな良い練習を提案してもやるのは選手だと言うこと。


あなたは時間を忘れるくらいに、熱中できるものはありますか?

そう考えれば僕はそれがシュートだった。

夜真っ暗になってもやっていたし、時計も見なかったのであっという間に時間が過ぎていた。

これは今でも変わらない。
シューティングをする事で心が安定しているのかもしれない。笑


見せ方見え方

名前負けという言葉がある。
これは自軍にも相手にも言える事。

例えば福岡第一と練習試合と聞けば強そうや、相手にならないだろうと思う人が多いのではないでしょうか?

ではそれがCチームだったら?Dチームだったら?

僕達でもやれそうと思う人も出てくるのでは?

要は福岡第一=強い
というイメージがついているからだ。

勝負に絶対はないし、負けていい勝負は勝負ではないと思う。

また、第一印象がとても大切。
なぜなら第一印象というのは一生に一度しかないからだ。

相手に強そうと思わせたら勝ちなのである。

その為にチームウェアを揃えたり、整理整頓をしたり、挨拶を大きな声できちんとすると自然と強そうに見えるものである。

小さい声でおはようございますと言われるより、  大きな声でおはようございます!と言われた方が自信に満ち溢れているように聞こえる。

同じ言葉を発しているのであれば、後者の方が印象がよいだろう。

そういった事に対する姿勢でチーム力に差が出るのかなと思う。

立ち姿や振る舞い方一つで、上達のスピードも変わると思う。

小さい声で挨拶する選手は自信なさそうだし、大きな声で挨拶する選手は思い切りプレーしてくれそう。

小さな事でもチーム内で差がつくのだ。

これを読んでくださってる親御さんやコーチの方は、少し意識をして選手達を見ると面白いかもしれない。

あくまで例だが、挨拶の声の大きさや振る舞い方が、試合でも存在感と比例するのではないかと思う。


大事にする

選手は機械ではない。
前の記事からよく書かせていただいてる言葉。

だからといって優しくしてあげてと、伝えたい訳では無い。

もっと選手を観察してほしいのだ。

例えばあの子は疲れた時膝に手をついているなとか、その選手の癖をどれだけ理解できているか。

僕の教え子の物静かなK君は、自分に余裕がない時やテンパってる時は腕を曲げる癖があった。笑

目線がキョロキョロする子もいた。

その子がテンパっていたり、余裕がない時にそういう癖が出ると知っていれば、話す言葉も構ってくると思う。

そういう時は魔法の言葉

大丈夫だよ。

といってあげましょう。

大丈夫か?
は逆効果です。

例えばファミレスで一緒に食事をしている人がコップを落として割ってしまったとしよう。
その時

大丈夫?
と聞き店員さんを呼ぶ
そうすると他人事になる。

大丈夫だよ。
と言って店員さんを呼ぶ

要は一言目に安心する言葉を言えるかどうかなのだ。

その言葉を発する為には、自分の心に余裕を持つ事が大切。

相手の事をよく観察し、良いところと悪いところを把握しましょう。

良いところはたくさん褒め、悪いところは相手が理解するまで話しましょう。

コーチと選手
選手同士
親と子供
コーチと親

相手をよく見て理解しましょう。

時間がかかる事ですが、必ず自分の為になります。








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