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30代からの「管理」

はじめに

皆さんは「管理」と聞くとどう感じますか。
堅苦しい。難しい。なんか面倒くさそう。
そんなマイナスなイメージがあるのではないでしょうか。
実は私も同じような印象を持っていました。
自分で自分を管理するのって、確かに難しいし、面倒くさいんです。

しかし、そうも言っていられない時が誰の元にも一度は必ず訪れます。
それが一番多いのは、30才前後なのかなと個人的には思います。

「30才は第2の人生の始まり」なんて言葉を耳にします。でも、本当にその通りで、私自身30才前後でがらりと変わったことがたくさんありました。
自分が望む望まないに関わらず様々な変化が訪れる時期になるんです。

結婚し、パートナーとして求められること。
子どもが産まれ、親として求められること。
新人と呼べる時期が過ぎ去り、先輩・中堅社員・ベテランと言われる存在に変わっていくこと。
役職付きの立場となり、業務内容が重要化・複雑化していくこと。
今まで自分の好きなことにだけ使っていたのに、急に老後の蓄えが心配になること。
自分の将来に漠然とした不安を抱くこと。
健康面から、生活や習慣の見直しをしたくなること。

とにかくどこかに今まで通りでは上手くいかなくなることが出てきます。
それを私は「人生のつまり」と呼んでいます。
そして「人生のつまり」を解消することが、いわゆる「人生の転機」になるのです。

「人生のつまり」とは、端的に言ってしまえば、
「自分の理想とする姿」と、
「周りから求められる/周りに見られる姿」の差から生まれるものです。

「自分の理想とする姿」と「周りから求められる姿」の差が小さいほど、自分が生きたいように生きることができ、周囲もまたそんな自分を支持し協力してくれるため、「人生のつまり」は小さくなります。

しかし反対に「自分の理想とする姿」と「周りから求められる姿」の差が大きいほど、こんなはずじゃなかったのに…と後悔の気持ちが生まれたり、求められることに対する責任やプレッシャーに負けてしまい、「人生のつまり」が大きく感じられます。

こちらの記事では、私の実体験を交えながら、
今ある「人生のつまり」を解消するための「4つの管理」についてお話ししていきます。

「管理」とは「知る」ことを意味します。

自分を知ることが管理への第一歩。

30才を過ぎて今後の生き方に悩む方も、まだ20代だけど漠然と将来に不安を抱える方も、もちろん他の年代の方にも、ぜひ読んでいただけたらと思います。

「4つの管理」



①時間の管理(タイムマネジメント)

「気がつくともう一日が終わろうとしている」
「自分のやりたかったことが何も進んでいない」
「思っていたよりも𓏸𓏸するのに時間がかかってしまった」

こんなふうに感じたことはありませんか?

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