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僕とレディオヘッド その1

1997年か1998年か。確かそのくらいで、僕は高校生だった。

ガンズから入り、洋楽を聴き始めて当時流行っていたメロコアやポップパンクやヒップホップやら一通りのジャンルを通過、どうやら自分にはUKロックというものが好きらしいとわかった。

高校のクラスは違ったが仲の良い友人がレディオヘッドの1stと3rdのCDを同時に貸してくれた。2ndは別の人に貸していたらしく、聴けなかった。

最初聴いてみた感想は
1st パブロハニー→ギターがカッコいいアルバムだな
3rd OKコンピューター→なんか暗いアルバムだな
だった。

当時は家ではCDラジカセ、外ではポータブルCDプレイヤーで聴いていたので、必然的に同じアルバムを何回も何回も聴くことになる。

最初に好きになったのは1stだった。日本盤ではなく輸入盤だったので、歌詞で何が歌われているのかよくわからなかったが、ギターの音と歌が好きだった。

1stをとにかく聴き込んだ。

音楽雑誌も読んでいなかった僕にとって、洋楽の情報源は学校の友人かラジオだった。

なので、レディオヘッドの1stがCreepだけのアルバム、という世間の評価すら知らなかった。

僕にとっては良質なロックバンドのアルバムだった。

1stアルバムを聴き飽きた頃、最初は暗いなーと思っていた3rdアルバムが突然、音楽として聴こえ始めた。

つづく?

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