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初日から不死鳥:1日目まとめ

富士に雲隠るるならばもろともと
心憎きは不死の山なり
SAにて詠める

絶好のロケーションにもかかわらず、目の前の富士山には雲がかかっている。
いっそのこと、雲がすべてを覆い尽くしてくれたらいいのにとも思うが、
これほど大きな山では、なかなかそれも叶わないようだ。
さすがは古来より不死の山との異名をもつだけあり、
なんとも心憎いことであるなあ。


全然高速じゃない高速バスで暇すぎたので詠みました↑


まずは名古屋に到着。

名古屋といえば、そう、

名古屋コーチンですよね。さっそく駅地下のお店で親子丼をいただきました。

卵→鶏→卵→∞

まずは豊かな沃野を思わせる卵とじから。ほんのりとした出汁の追い風によって、ひよこたちが元気に羽ばたいていきます。

次に発掘待ちの鶏肉を。ぷりっぷりの圧倒的濃厚鶏世界。「この丼のためにたった今草原から走ってきました」。言葉を交わさずとも伝わる鶏の気持ちから逆に、そんな声が、言葉が…

そして卵黄。これは……

こんなに濃厚でなめらかな神のような卵黄食べるのは初めてで言葉を失ってしまいました。

子→親→子→∞

生姜のスープもおいしかった

復活!

さて、

どこなんだここは…

ふむふむ…

今夜泊まる温泉へ。

旅の同行者は仕事が終わるまで来れないので、その間に温泉でまた復活、その後同行者と合流し、夕食へ。


鰻を奢って頂きました!!フェニックス!!!

(ありがとうございます…!!!)

さっぱり、あっさりとしたスープ。と思ったら鶏の濃厚な旨みが深い余韻として口の中いっぱいに広がっていく。麺もやや平たいそうめんのような形で柔らかく、とてもおいしかった。

(こんなに綺麗な〆の一杯ははじめて見ました。)

深夜は茶がうまい…

こんな感じで、旅の初日は順調なすべり出し。

復活過多でうなぎ上りの不死鳥です。

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