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アニメ、漫画に救われた思春期


こんな方が多いと思うのですが、自分もそのひとりで。

アニメで初めて泣いたのが機動戦士ガンダムダブルオーで、服装を真似たいと思ったのがデーグレ、漫画を全巻集めた始めたのが、カードキャプターさくらと赤ずきんチャチャ

アニメに夢中になって、このキャラはこの声優さんがやってるっていうのをまとめたり、曜日ごとの放送スケジュールをまとめたり、そうゆうの楽しかったなあ。

当時のアニメは全てにおいて自分の中では最強の時代だったと思っていて、声優さんも今ではもう中堅くらいのところにおられる方や主役レベルの方が新人としてあらゆるアニメの声優をやっていて、それを夢中で追ってこのキャラこの人がやってるのかとか!ひとり感動して、楽しんでいた。
アニメイトもよく行ってたし、アニソンエンドレスリピートしてたし、ANIMAXっていうケーブルテレビチャンネルも朝から晩までずっとつけて、家族に怒られるという、、こともあった。

でも、オタクの方々のようにはいかず、王道のところを渡り歩いて、知ってるし好き!っていうレベルで推しもなく、ただ作品が好きで終わっている程度。
オタクの方々に対しては尊敬しかない。時間とお金を注ぎ、愛す。そんな次元にはいけなかった。。

でも、本当にアニメや漫画の世界にあの頃は救われた。
そう、10代の頃、自分は毎日死にたいと思っていた。家庭環境はよくなくいつもイライラ、学校にいけばいい子を演じて無理して、気がつけばひとりぼっち。居場所がない。そのつらさに押し潰されていた。
そんな気持ちの中でもアニメや漫画を見れば現実を忘れられて、その世界に没頭できる。その時間だけが生き甲斐で幸せな時間だった。
だれに話すでも分かち合うでもなく、ただその時間に没頭している時間を過ごすだけで、つらさを忘れられることができた。

でも、アニメや漫画で現実逃避しているだけ、現実から逃げているだけと言われた。はたから見たらそう思われるかもしれないけど、この世界に没頭することによって、現実のつらさや厳しさを乗り越えるための力をもらっていた。
だから、今生きてるのは大袈裟にいえばアニメや漫画のおかげで、アニメや漫画に関わる人は自分の命の恩人だと勝手に思ってる。

ありがとう。




おわり



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