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【マスターデュエル】鉄獣スプライト

さいしょに

はじめまして。
札幌で遊戯王をしているやす(@satoy0525_ma)と申します。

このデッキは、2023年1月の制限改定発表後から使用し始めましたが、パワー・柔軟性がとても高く、北海道での制限改定発表後初のCSで、優勝することができました。

OCG環境ではエルフとブルーの規制により勝つのが難しくなってしまいましたが、マスターデュエルにスプリンドが実装されたことにより
同じ展開ができるようになったので、展開方法等紹介したいと思います。
拙い文章ではありますが、読んでいただけると嬉しいです。

それではさっそく書いていこうと思いますが
紹介の際、文字数削減のため下記のように略させていただきます。

獣モンスター:獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター          ns:通常召喚 ss:特殊召喚 xs:エクシーズ召喚 ls:リンク召喚
また、フェリジットの墓地効果は必要がない場合は省略しています。

現在の構築


マスターデュエルは暫くやっていなかったのですが
組んでから3日で最高ランクに到達することができました。

鉄獣スプライトを使う理由

「このデッキが好きだから」というのが一番の理由ですが
2023年7月現在のマスターデュエル環境は
ティアラメンツ・烙印ビーステッド・アダマシア・エクソシスター等環境はばらけているが、やはりティアラメンツや烙印ビーステッドが多い印象です。

鉄獣スプライトは自由枠が多いため、クロウやビーステッドを入れることができ、クロウは鳥獣族なので、鉄獣と相性が良いとこも評価できます。

またティアラメンツは、マスターデュエルではキトカロスが使えますが
ティアラメンツ・クシャトリラ、グラファが実装されていないため
クロウやビーステッドで止まることが多々あります。

展開されたとしても、ティアラメンツ・クシャトリラが実装されていないので妨害を想定しやすく、パワーで捲れるのも鉄獣スプライトの良いところです。

ジェットが無制限、スターターが準制限なので、横展開が伸びやすく
ガンマ・バーストを入れておくことにより雑にワンキルをすることができるのも評価できます。

まとめると
・流行りのビーステッドがささらない。
・自由枠が多いため、構築を柔軟に変えられる。
・スマッシャーズや双龍等の除去札があるため、幅広い対面に対応できる。
・ライフがとりやすい。

以上が、このデッキを使う理由です。

各カードの採用理由・採用候補カード

スプライト・ガンマ・バースト

先述しました、ワンキルの難易度を大きく下げてくれるカードです。
例)ブルー、ジェット、エルフで8000

スマッシャーズや双龍、ドナで相手の盤面を除去しながらライフを取りきることができる優秀なカードです。

先行展開でジェットのサーチ効果をこのカードにするだけなので
後述する後手捲りではこのカードを使わない展開を紹介しています。

No.29マネキンキャット

【フラクトール1枚展開】や【おろかな埋葬展開】、【ビーバー+キット展開】、【ナーベル+ケラス展開】など、主に鉄獣の制約がついている時に、スプライトモンスターを素材にして出すことで更にリンクを伸ばすことができます。
※上記の展開パターンについては、有料部分で紹介しています。

また、相手の動きに合わせて現在は採用していませんが「幽鬼うさぎ」や「ダイナレスラー・パンクラトプス」といった妨害カードを出すことができるのも強みの一つです。

基本的にはギガンティックの効果使用後に出すことが多い為、先行展開では相手の墓地に増Gがある時くらいしかマネキンキャットの②の効果を使うことはありませんが、【星2+ブルーorジェット展開】において②の効果を使うことがありましたので、紹介致します。

ブルー+星2展開(うらら貫通)

【最終盤面】(3妨害)
場:双龍、ギガンティック、レッドorキャロット、抗戦

【展開】
1.星2モンスターns
2.ブルーss
 ※ここでうららを打たれる
3.マネキンキャットxs(星2モンスター、ブルー)
4.マネキンキャット①の効果→相手の場にうららをss
5.マネキンキャット②の効果→キットss
6.スプリンドls(マネキンキャット、キット)
7.スプリンド効果1、キット効果2→ナーベル落とし、アンコウ落とし
8.アンコウ効果1、ナーベル効果→ケラスサーチ、ビーバー2体ss
9.フェリジットls(ビーバー2体)
10.フェリジット効果→ケラスss
11.ケラス効果→双龍ss
 ※鉄獣の制約がつく
12.ベアブルムls(ケラス、フェリジット)
13.ギガンティックxs(スプリンド、ベアブルム)
14、ギガンティック効果→ベアブルムを取り除いてレッドorキャロットss
※スプライトの制約がつく
15、ベアブルム効果→抗戦サーチ

空牙団の懐剣ドナ

鉄獣の効果で出せる獣モンスター
相手のモンスターを除去できることや、ビーステッドや三戦の才で奪ったモンスター等を獣モンスターに変換できることを評価しています。

先行展開では、【スターター1枚展開】で使用しますが
後述する小法師ヒダルマーの方が先行展開で使いやすいため、入れ替え候補です。

小法師ヒダルマー

先述した空牙団の懐剣ドナの入れ替え候補
ドナとは違い、魔法・罠カードを除去することができます。
現在はあまりいないかと思いますが、御前試合や群雄割拠、センサー万別を割ることができます。

先行展開において、最後にケラスやキットでベアブルムをssした際に
フェリジットやスプリンドを使用済みの場合はベアブルムを墓地に送る手段がありませんでしたが、このカードがあれば抗戦を持ってくることができる点も評価。

ダイナレスラー・パンクラトプス

このデッキの手数と言えるのは、召喚権・ケラス・スターター・おろかな埋葬ですが、スターターは準制限、おろかな埋葬は制限の為、手数が2以下の場合がほとんどです。

召喚権を潰されて負けということもあるため、後手を捲る力に多少の不安があります。誘発の枚数を増やし、相手の盤面を完成させないようにするのが良いですが、対面によっては刺さらない誘発も多くあります。

裏のカードも除去できること
フリーチェーンで発動できること

上記の2点を評価しています。マネキンキャットから出せる妨害モンスターとしても非常に優秀です。
が、現在は自由枠にクロウやビーステッドを採用しているためこのカードは不採用になっています。

以上、採用カードと採用候補カードの紹介でした。
それでは、次は展開パターンについて紹介していきます。

ビーバー1枚展開

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