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33歳のおっさんがRushGamingに出会った話 Part⑶ 終

こんにちはこんばんは、よしおです。

流行ってるから何となく投稿してみたnoteも3回目の投稿になります。流行ってる?と思ってたと言っても私は投稿してる人を「Rushうららさん」「謎部えむさん」しか知らなかった。自身の投稿後にRushファンの間で流行っていると初めて知り、知らぬ間に流行に乗れてたんだー!と思ったw

Part⑴⑵を通して私が見てきた、体験してきた10年間のCoDについてを書いてきました。おっさんの思い出話ですね、はい。
Part⑶ではRushGaming(以下、Rush)とCoD eSportsについて私なりに体験してきた事、感じている事を中心にお話ししていきます。
本Partを一言で表すと「Rush一択から見るCoD eSports」です。(アンチからはただのRushキッズだと思われそうな表し方w)
今回でこのシリーズは最後になりますのでもう引っ張りません!!
その代わりちょっと長めの内容になりますがご容赦ください。
(有難い事に学生世代の方も見て頂けてたようなのです。分かりにくそうな内容はリンク付けて分かりやすくなるようにしておきます^^)

※始めに注意点※
本内容においてRush以外のチーム・メンバーについての考えもちょっとだけブラック目に触れています。誤解・批判を恐れずに話をしていきますが、あくまでもeSports業界の事なんて指先ほども知らない一個人のおっさんが言っている内容になりますので共感するか、批判的になるのかは読んでいるあなたにお任せします。

⑤Rushの『ファン』になるまで

Part⑵でお話ししたように、IWまではRushの事をよく知りませんでした。何故ならeSportsに興味が無かったし、HASESHINさんの事も名前を聞いたことはあるかなってレベルで動画も見たことなかったので。
そんな私がどうしてeSportsを見るようになったのか。
暇だったある日の夜、YouTubeのCyACチャンネルで配信されていた大会を何となく見るところから始まります。
CoD: WWII CyAC e-Sports Rule Tournament 決勝戦【RUSH Gaming vs vAv】です。

結果は5マップ目までもつれた大接戦でRushが負けて、City of NewYorkさん率いるvAvが最後のS&Dを制して優勝する。
Rushがこの数か月前の東京ゲームショウで最強SCARZに勝ってるし、何となくRushが現状圧倒的最強なんだろうなぁと把握はしてたので「まさか負けるなんて…」という気持ちよりもこの時は
「あれっ?eSportsルールって面白いやん!」
が先に来ました。
人脈もフレンドもいない私はそこから色々と調べました。Rushの事、vAv(後のDNG)、SCARZの事。YouTube・ツイッターを沢山見た結果、「うん!やっぱり面白い」と確信になった。
そこから先は闘会議2018でプロトーナメントが開かれプロチームが4チームになり、昨年4月から始まったプロ対抗戦によってプロチームが6チームになったりと怒涛の勢いでCoDプロシーンが盛り上がっていく。以前は数年間SCARZしかプロチームはいなかったのにも関わらず数か月で5チームも増えたのだ。Part⑵でも話したようにこのシーンを生んだのは他ならぬSCARZのお陰だから私はずっと感謝の気持ちを持っている。

私はというと実はWWⅡシーズンを通して、「Rushファン」ではなかった。敢えて言うなら「Rush推し」だった。(「推し」はどちらかといえばRushだよっていう使い方)プロ対抗戦に出場する多くの選手のYouTubeはチャンネル登録したしTwitterもフォローした。6月にCWLアナハイムに日本チームが初参加した時は、Rush・DNG・SCARZ・XIA全部を応援していた。プロ対抗戦は第3回でのRushの敗北、LVの躍進などから試合内容・結果の全体を通して面白いな!!って思っていた。しかし、私の「Rush推し」は少しずつ少しずつ醸成されていった。
そう、「プレイがカッコいい!」とか「WinRed最強!」等で一気に引き込まれたのではなくRush(Wekids)による「コンテンツマーケティング」のお陰で徐々に引き込まれていった。

Rush(主にうららさん?)がやってくれていた事は
・選手に配信、動画制作をしてもらうこと
・企画配信(RushGaming Live等)
・選手にフォーカスした動画制作
・Twitterでの情報発信
・グッズ販売
どれもこれも魅力的だったし、面白かった。最近の麗さん&くるたみさん定例配信で言っていたが「こういうカッコイイ動画制作等を多くやってるから金持ちチームに見られる事があるけど、外注じゃなくて全部自分達でやっているからやれているだけ」自社でやるからとはいうけど、結構大変なんじゃないかな?大変そうだなって思うけどこれが無いとRushじゃないから頑張ってください!(他人事w)
私はこうしたRushの地道だけどコツコツと継続した活動のお陰で「推し」の気持ちがしらないうちに高まっていた。

そして気づいたら「ファン」になっていた・・・

⑥なぜRushを応援するのか

私はBO4シーズンに入ってからRushファンになったんだと思う。
そういえば、少し前に謎部えむさんのnoteにこんなものがあった。

この中での「大会を観戦する理由」は
WWⅡシーズンでいうと、この2つがメインだった。
・大会、試合が面白い(楽しみたい)
・大会の結果を知りたい
現在のBO4シーズンでは当然のように
・特定のチームや選手を応援したい
になっています。このnoteを見てくれている皆さんはいかがだろうか?
特定のチームや選手の「ファン」になっている人は恐らく私と同じ理由で大会を見ているはず。
Rushの強みは昔からこの「ファン」が多い事だ。昔は有名なクランで、GreedZzさんのような魅力的な選手がいて、そして強い。事がファンを引き寄せた大きな要因だったと思う。しかし、現状のRushを見てみると『有名なクランで、魅力的な選手はいる、しかし現状最強ではない。』なのにファンが多く存在し、新しくファンになる人も一番多いのではないだろうか。

もしも、なぜRushのファンなのかと聞かれたら私はこう応えます。
「選手の魅力や色々な“ストーリーを知っている”から応援したい」
私はCoDにおける他のプロチームの大体の選手のTwitterフォローもYouTubeのチャンネル登録もしている。だけども、そのチーム・選手の事をあまり知らないんです。(知りに行こうとしてないだけでしょと言われたらそれまで)
じゃあなんで知らないのかというと情報が足りないから。それだけ。
LVの選手は交流戦配信は結構やってくれるしAliceさんはリーグ配信とかもしてるからよく見ていれば、どんな事に悩んで克服しようとしているのかどの選手がどんな人なのかがもしかしたら分かるのかもしれないけど、私には足りていないのです。
LVもCAGも他のチームも確かに強い、Rushと切磋琢磨していってほしい。しかしまだ固定で応援したい対象にはならない。
CoDではなくてもっと有名な話しを例にすると、例えば漫画「ワンピース」。
主人公のルフィはめっちゃ強いですよね!ただ、あの世界で一番強いかと言われるとそうじゃないかも。でも、私たち読者は彼に魅力を感じています。彼が発言する言葉や成長のストーリーに。エースが倒された後に泣きわめいて「おれは!弱い!!!」って言ってそこからすごい努力をして、覇気も使えるようになってって、過去のルフィーから今の強いルフィになるまでのストーリーを作者は見せてくれる。だから、感情移入して「ルフィ頑張れ!!!」ってなるんです。

ちょっと別の話で脱線しましたが、eSportsもスポーツも応援したい!ってそういう事かなと思っています。
具体的にはRushはこれをやっている。
・選手にフィーチャーしたコンテンツ制作
・選手自身の配信、動画活動
・オーナー、コーチが積極的にチームの事を配信してる
・ファンにめっちゃ絡んでくれる!(←大事!!)
すごいっすね。正直、見ていて楽しいな面白いな感情移入できるな!って思っている。反面、一歩引いた目でも私は見ています。
「選手がこれをやるのは大変だろうな」「こんなに見せてくれるの嬉しいけど選手からしたらそれは配信、撮影しなくていいんじゃない?とか思ってないかな?」とか。(無駄な心配w)
ファンとして何でもかんでも好きなんじゃなくて引いた目でも見れる事は大事。完璧なんてあり得ないし、完璧だったら見ていて逆につまらない。

私はRushが大好きなファンになっている。だからこそ、現状やっていることは継続して欲しいしもちろん大会には勝ってほしい!
だから、どんどん新しい事にも挑戦し続けてほしい。
それが出来る人材がいると思っているので今後も期待しかしていない。

⑦eSportsチームが成長していくために

Rushがこういうチームだから応援してる、応援したくなっちゃうんです!って言いましたけど正直今後のCoD eSportsには心配が多いです。
(ちょっと現実的な話をしようと思うのでハッピーなことだけを見ていたい方は閲覧をお勧めしません。あと私の想像で書きますので実際と異なる事は多いかも。業界の人ではありませんので…)

皆さんは知っていますか?日本のCoD eSportsシーンがどうやって盛り上がっているのか。
Sony様のお陰ですね。はい。

去年の闘会議2018で初めてプロ大会が開催され、プロ対抗戦、CWL 日本代表決定戦を主催しているのが「PlayStation Japan」ですよね。
昨シーズンが終わった後、BO4でも大会をSonyさんが開いてくれるのかが私は一番心配だった。何故なら、Sonyさんがこの大会を開くメリットが私には理解出来ていないからです。企業って売上・利益が無いとやっていく意味がないというか、従業員に給料が払えなくなっちゃいます。賞金だけで考えた時にWWⅡシーズンは最低でも2000万の賞金が出ている。2000万ってどうやったら作れるか知ってますか?
WWⅡが1本7,000円の売上としても[2000万÷7千円=約2,860本]になります。この大会賞金を出すには、大会を開くことによって最低でもプラス2,860本もソフトの売り上げが伸びる必要があるんです。
実際はこんな単純な計算じゃないですし運営には賞金以上に使うお金は必要なわけだけど、この大会を開くためにはSonyさんにとっての旨味が無いと開催する意味が無いってことです。出場してる「プロ選手」って細かくなくていいですけどこういう事を理解してるのかな?って思ってます。
(実はオフシーズン中にあるプロ選手が配信にて
「東京ゲームショウも盛り上がってお金の匂いがするからBO4でも大会はあるんじゃないかな」
って予想されてたけど個人的には「本当に匂う??」って思ってました。)

※利益とは

Sonyさんにとってはこの大会を開くことによって[大会やCoDシーンが盛り上がる、そして買ってくれる人や人口が増える]ことが非常に大事。それが無いと判断されてしまったら開催する意味が無いので来年の開催は無いかもしれない。
来年にもし大会がなくなってしまうと、日本のチームはCWLには自費で行くしかなくなる。一応、現状はJNQというCWL公式大会があるが、こちらもCWL側が「日本チームは弱くて上位にいってくれない」「想定より日本シーンの盛り上がりに欠ける」と思われたらわざわざお金出して呼ぶメリットはないのでJNQ自体が来年無くなる危険性もある。
日本のCoD eSportsシーンは発展途上でありながらも、それを発展させていくためにはシーンにいる[主催者・プロチーム・選手・アマ選手そして応援しているファン]の全員が盛り上げていくことが非常に大事だと私は思っています。

ちなみに上記では主催側の話を出してますが、チームの話に置き換えます。
プロチームといっても会社です。主にRushは「Wekids、RushGaming」、LVは「株式会社Libalent」、CAGは「 eスポーツコネクト株式会社」です。会社という事は上記と同じように売上・利益が無いとチームを続けることは出来ないし、厳しい事いうとやる意味がなくなっちゃう。
(学生さんに例えると、モンストに課金したくてアルバイトしてるのに1日8時間働いて1000円しか給料なかったら「やってられっかよ!!」って辞めますよね?)
LVやCAGはマルチゲーミングだから他の部門もあってトータルで考えているかもだけど、RushはCoDだけです。
チームが売上を出すには色々ありますが、スポーツチームって考えると大きいのは「スポンサー費」ですね。あとは「グッズ売上」「YouTube収益」(その他は知らんw)
Rushではスポンサーは「ゼンハイザー」でRushが使用しているお陰で売上もかなり上がっているとか。あとグッズもうららさん主導で制作していて、最近だと選手の配信にロンTが移っていたり選手が着用してる。それを見てカッコいいから欲しいですよね?YouTubeもRushは皆さんご存じのようにすっごい頑張っている!
私はこのようにしてRushは選手がちゃんと活動出来るように売上面もしっかりと上げられるように仕組み化をしているところも大好きです。うららさん最高です。選手もそれに応えて自分でもグッズ売上やYouTube活動を頑張っているのも本当に好きで応援したくなっちゃいます。
ちなみに最近こんな本を読んだが、あながち自分の考えは大外れではないみたいだなと感じた。

ちょっと関連して、実は半年程前にこれは怖いなと思ったことがありました。
あるプロチームの選手達が配信において
「Rushは色々活動してファンも多いし凄いと思う(8月のPop up storeの事)。でもなーーうーん、自分達はそうじゃなくて勝つ事で魅せていきたい」
と言っていた。
これを聞いて私は「うーん、この選手達は勝つ事以外でチームに何をもたらしてくれるんだろう」と感じた。(実際は強い事はすごく重要でそういうチーム・選手がいないとCoDシーンの成長はありえません)
そして、このチームは今のCoDにいません。上で書いたような事が理由ではないかもだし、チームメンバーが揃わないとか色々あるのかもしれないけど企業としてやりたい事業がCoDチームだ!って思ったら頑張って続けるよね?普通は。(※ちょっとディープな事を書いてしまいましたが、別に他のチーム・選手を批判したいとかではありません。現実的な事を客観的に述べています。それに、eSportsチームの運営の「う」の字も知らない素人のおっさんが想像で言っているだけなので「そんな意見もあるよね!」位に思ってください。)

結局、私個人としては大好きなCoDのこのシーンがずーっと長く成長していって欲しいと思っている。その為には・・・
・主催者側がやれること
・チーム・選手がやれること
・ファンがやれること
それぞれがあると思うんですよね。
ちょっと完全主観のエゴな意見とか言いましたけど、皆で作っている感覚が私は好きなだけ。自分一人ではやれることは少ないけど、全体の力はとても大きいのでもしこのnoteを見て頂いた方にプラスでもマイナスでも何か感じることが一つでもあればなーと思っております。

最後に・・・

今回はPart⑴~⑶まで投稿してみました。
10年間CoDをうすーーくながーーくやり続けてましたが、そんな人だからこそ伝えられた内容もあったかと思います。
Rushが好き、CoD eSportsシーンが好き。私はおっさんなのでもしかしたら若い方と見る視点が違って浮いてる気もするなーとか思いながら書いてましたが、同じものを好きであっても
全員考えている事、感じる事は違います。人それぞれです。
みんなそれぞれの楽しみ方をすればいいかなーと思います。でも、目指す方向は出来れば同じでありたい。

日本のCoD eSportsシーンがもっと盛り上がり、そして成長を続けられる
(そして、いつかRushがOpticを倒す日がくること!w)

ちょっと長かったかもですがこの回だけ見て頂いた方ありがとうございます。
全部見て頂いた方、、、最高にありがとうございます!
他にやりたい事あるので間は空きますが、他にも書いてみたい事はあるので暇になったらまた書いてみようと思います^^
もしよければ、このnoteのコメントもしくはTwitterのリプライで感想を頂けると次に書くときの参考にさせて頂ければなと思っております。何でも大丈夫ですので是非!

最後にもう一個だけ・・・
今回このnoteを書こうかなと思ったのはYouTubeでこちらの動画に私がコメントした内容に対して、このような返信をくれたことが動機でした。
「chan puchioさん」ありがとうございました。

ではまた(^-^)/

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