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力を貸してください

私が今後のキャリアを考える中で、きょうだい児当事者の私がきょうだい児の支援に携わることは大きな意味を持つと考えています。
そこで私が描く3本柱をまとめたいと思います。

①きょうだいの会
現在、きょうだいの会は日本のきょうだい児支援で最もオーソドックスなものであると思います。しかし、私の住む地域にはまだきょうだいの会がありません。こういった地域差は極力なくしたいものですし、各自治体のきょうだい児支援に対する力の入れようにも差があることは事実だと思われます。まずは私自身の住む地域から支援の幅を増やしたいと願っています。

②きょうだいの会を超えた集まり
きょうだいの会の充実を図ると同時にきょうだいの会以上に地域社会と密接に関わった集まりを作っていきたいと考えています。例えば、教育(学校現場にいるきょうだい児を集めた話し合いの場の提供と学校の先生への支援指導)への介入、心理(カウンセリング)など子どもから大人まで幅広い年齢のきょうだい児が支援を受けられる体制を確立したいと思っています。
また、きょうだい児の中にはとても具体的な支援を求めている人もいれば、何が必要なのかわからない人、話し合う場だけがほしい人、何も必要ない人、、など人それぞれのニーズがあります。多様なニーズに合った支援策の提供を叶えたいです。

③ ①②を総合的に運営する団体
ヤングケアラーなどにも注目が及ぶ世の中において、数年、数十年後、どこかの誰かがきょうだい児支援の核心をつくような魅力的で誰も思いつかなかったことを成し遂げる可能性ももちろんあります。最終的にきょうだい児支援が発展するのであればどのような施策でもとても喜ばしいことです。

今すぐにでも行動に移したいです。一人でも多くのきょうだい児と関わりたい。助け舟を必要とする人には手を差し伸べたい。
ただ、私の夢物語は私一人では決して達成することのできないものであることは重々承知しています。
私も正直どうすれば良いのかわかりません。
やりたいことはあるけどももっと具体的に行動に移せるようになりたいのですが、一人の力では限界があります。今は少しでも力になるよという方を細々と探しているところではあります。( ;  ; )


osora

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