金鯱賞をダノンプレミアムが勝っても、先週ミスターメロディが高松宮記念をとっても、まだまだ今年前半くらいまではアーモンドアイやルヴァンスレーブを除けば5歳世代に分があるように感じる。

ブラストワンピース
馬場状態が有馬記念と同様の状態になりつつあり、有馬記念の再現が期待されるが、2000のGIを1番人気で大竹厩舎の馬がまだ勝てるとは思えない。

キセキ
レイデオロ、アーモンドアイ、スワーヴリチャードがいない中では実績最上位。さすがは角居調教師、休み明けとはいえ乗り込み豊富。馬場を考えるともう少し枠が外の方がベターか。川田が2日連続で重賞取れるのかも見もの。

ワグネリアン
過去メイショウサムソンやネオユニヴァースなどがダービーを勝った翌年にGⅡ時代の大阪杯を制覇。関連性はあるはずだが、何せ神戸新聞杯以来。厳しい。

エアウィンザー
前走と比べてマークされずに挑める立場になったものの乗り替わり。この流れでタイトル獲得はない。

サングレーザー
昨年の天皇賞秋2着。調教後の馬体重が増えすぎ、そして休み明け。待望のタイトル獲得のチャンスなのにもったいない。

アルアイン
昨年の3着馬。もっと人気を集めてもおかしくない実力がある。鞍上は先週の1番人気を背負った騎乗とは違い楽に乗れるはず。2、3着に突っ込んでくることは十分にあり得る。

エポカドーロ
道悪の皐月賞を制した4歳馬。中山記念を叩いて上積みは確実。ただ想定以上に人気を集めている印象。あっても2、3着まで。

ペルシアンナイト
本命はこの馬。一昨年のマイルCS以来勝ち星に恵まれていない。このメンバーで阪神の2000で太刀打ちできるのはキセキくらい。そのキセキが休み明け。11番枠が嫌われているが、土曜の雨で良馬場とはいえ湿り気のある馬場。外寄りの枠がむしろ有利になる。有力各馬が内寄りに配置されたのも運が向いている。昨年マイルCSの時にも触れたが池江調教師がしばらくGI勝ちから遠ざかっている。馬にとっても、厩舎にとっても喉から手が出るほど欲しいタイトル。有力馬が休み明けが多くなっているがその中で金鯱賞を叩いてきた。4着でエアウィンザーとも離されたが、確実に上向く。
そして、ドバイのスワーヴリチャードに取られずミルコデムーロを確保したことも大きい。