ヴィクトリアマイル 2019

短期免許で来日中のレーンがやばい。ルメールが騎乗停止になったこともあるだろうがとにかく勝ちまくっている。
府中のマイルということでスピードとスタミナが要求されるタフな舞台。ステップレースで強い勝ち方をしてきた馬、府中に良績のある馬、実績馬、牡馬と戦ってきた馬にチャンスがある。

ノームコアは絶好調のレーンが乗るというのが大きい(新潟大賞典、京王杯スプリングカップの連勝と昨日の他のレースもほぼ持ってった)
お母さんのお父さんがクロフネというのもこのレースと相性がいい。
昨秋の紫苑ステークスで1分58秒で2着を大きく離して圧勝した。
父のハービンジャー が府中でまだGI取ってないのと牡馬とはほぼ戦ってきてないのは気がかり。
萩原厩舎はルヴァンスレーブもいるし、ダノンキングリーもいて厩舎に勢いはある。
サートゥルナーリアがレーンに乗り替わったことでダノンキングリーの戴冠の可能性は確実に高まったし、ここかダービーで萩原厩舎がGI取りそうな気はする。

ラッキーライラックはとにかく中山記念。正直それまでは全然評価してなくて、早熟のGI馬くらいに思ってた。ただあのレースで牡馬の骨っぽい馬が集まったところで2着。時計も早かったし、前々から行って粘り込んだ。斤量が53キロと軽かったし人気も背負ってなかったと言われればそれまでだけど、ステルヴィオやスワーヴ、エポカドーロを破り、勝ち馬は香港を制して今日本でも指折りの状態にあるウインブライト。前走は1番人気を裏切ったけど着差はわずか。レッドディザイアも手がけた松永厩舎で心強い。
怖いのは人気を背負った石橋。もうそこだけ。

アエロリット。実績、持ってる能力からすればここに入れば2枚くらい上をいってる。ここのメンバーで昨年の毎日王冠を勝ち、安田記念で2着に来れるのはこの馬くらい。同じ府中のマイルGIを勝ってること、この馬をよく知っている横山典弘が乗るのも大きい。この馬については海外遠征明け4ヶ月ぶりが全て。

ポイントは天気かな。
中間の予報では雨だった予報が晴れでパンパンの馬場に。
父がハービンジャーのノームコアは多少湿って荒れた方が良かったはずだし、アエロリットは雨が少しでも降れば厳しかった。そういう意味ではアエロリットに分があるかな。
ラッキーライラックはもう少し人気を背負わないところで迎えたかったはず。

本当に今回は迷った。3頭どの馬も捨てがたい。実力的に分のあるアエロリットが本来一本かぶり人気でもおかしくない中でラッキーライラックと分け合い、さらにレーンの好調から人気が分散されている。そして天気も味方している。

本命はアエロリット。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?