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赤黒問題の次は、ウサギクマ問題。

生物として男女・オスメスがある以上、やっぱり違いはありますが、考え方としての性別分けはもうラインが薄れてきていると思っていて。むしろまだ男の子は黒!女の子は赤!とか言ってたらヤバい奴だし。

ただ、ここまで極端じゃなくても、まだまだモヤッとするエピソードはそこらじゅうにありますよね。そのひとつが『ウサギクマ問題』です。

娘が産まれてから1年しか経っていませんが、何度かこの『ウサギクマ問題』に遭遇しました。


◆ケーキ屋さん

娘のハーフバースデーと、友人の息子さんの1歳バースデーが同じ時期だったので、オリジナルのアイシングクッキーが入った詰合せを注文しました。

内容は
・細かいデザインの指定は無し、
・名前や日付だけ変えて、
・あとのデザインは同じでお願いします。

何度か注文しているケーキ屋さんなので心配なことは特にありませんでしたが、受取日が近付いてきた頃に2人の性別を確認するdmが届きました。

間違っていなかったので『そうです』と返しましたが、思えばこれが区別フラグ。

受取に行くと、用意されていたのは
娘:ピンク色の箱、ウサギのクッキー
友人の息子さん:水色の箱、クマのクッキー

ん〜〜〜?
私そういうお任せにしたか〜〜〜?

まあ良いや…細かく指定しなかったしな……とモヤモヤは一旦闇に葬りましたが、こうして今日まで覚えていました。きっとこれからも忘れません。

で、今dmを見返したのですが、やっぱり私は『デザインは同じでお願いします』と送っていました。注文通りにしてください!


◆義母

娘の1歳バースデーの時に、義母がデビュー用のケーキを買っておいてくれました。

送られてきた商品ページのスクショではクマのフィナンシェが乗っていたのですが、続けて『ウサギも選べるみたい!女の子だからウサギにするね!』とメッセージが。

任せるけど『女の子だから』とか言わなくてよくない?

もし思ったとしても、時代的に『可愛いから』とか、他に言い方あるじゃん?

で、当日はフィナンシェだけのバラ売りがあったからと大人にも配ってくれました。それが『はい女性はウサギ、男性はクマね〜^^』

いや典型的すぎる!


私自身この色キャラ問題に悩まされた幼少期〜小学生時代を過ごしたので、特に敏感に反応してしまうところはあると思います。

まだ娘の好みがハッキリしていないので私が好きなものを選んでいますが、娘が自分で選ぶようになったら好きにさせるつもりです。

今は身の回りにピンクやキティちゃんが多いですが、これは女の子だからではなく、私が好きだから。

きっと男の子が産まれていても『今どき性別と色なんて関係ないからね!』と言ってピンクを着せていたことでしょう。

私の厄介なところは、可愛いものが好きだけどガーリーさ(もはやガーリーという表現もグレーなのか?今それを言い出すとキリがないのでとりあえず使うけど)は求めてないところ。改めて見てみると娘の服もビビッド・ポップな感じのものがほとんど。買う時も『あ〜良いと思ったけどフリルが邪魔だなあ!』と思ってしまいます。面倒なやつ(笑)


娘にはウサギでもクマでも好きな方を選んで欲しいし、他人がどちらを選んでも『えー女の子なのに変なのー』とか思わない人になって欲しいです。

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