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「電話+トランシーバー」という製品

男の子なら子供の頃に一度は使ったことがあるのではないかというのがトランシーバー
携帯電話が無い子供の頃にはアマチュア無線に憧れたものですが、免許試験の要らないCB無線やそれを登録式にしたパーソナル無線なんてものもありました。
そして本当に免許がいらない特定小電力無線機(通称:特小)とよばれるトランシーバーも。
まぁ、不特定多数と話せる無線と違って、トランシーバーは同じチャンネルを使える仲間内での利用となるものですが。

しかしいつしか移動電話から携帯電話が生まれ、さらに普及版とも言えるPHSが誕生したことで誰もがどこでも電話を受けることができるようになりました。
私も携帯電話ではなくPHSから入った人でした。
当時はNTT、アステル、DDIポケット(後のウィルコム)の3社がサービスを行っており、私はH”(エッヂ)のDDIポケットを使っていました。
PSHは出力が弱いことで病院内での職員の連絡に使われているというのをよく聞かれていました。
しかしそのPHSの業務利用もそろそろ廃止になります。
どうなるのか……と思っていたら、それに変わる製品が作られていたようです。

記事を読むと「トランシーバー」とは書いてありますが、実際は特小ではなく、無線LANを利用したIP電話のようです。
なのでフィールドには持ち出せませんが、施設内の無線LANが届くところならば使えるという仕組みのようです。

開発記を読むと「IP200Hを開発したときには電話を意識させるようにダイヤル類を廃止したのに、その次のIP210Hにはアンテナとダイヤルが求められた」というのが面白いですね。

新型はいかにもトランシーバーなフォルム

つまり使用者は「電話ではなく無線機」を求めていたということになります。
個人的には突起とか無い方が持ちやすいし、ポケットにも入れやすいと思うんですけれどね。
まぁ、個人が持つような製品ではないので私がこれを触ることはまず無いでしょうけれど!

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。