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PROTO #014 【サラリーマンが会社の看板外して活動的な個人に囲まれるとどうなるかの実証実験】

解体前のビルを拠点に半年間限定で活動するプロジェクト「PROTO」に、THE★典型企業のサラリーマンであるYosukeが会社の看板を外し一個人として臨んだら、いったい何が起こるんだろう。そんなことを記していく連載です。(これまでのエントリーはこちら

ゆず祭り

今日のPROTOはゆず祭りだった。いきなり何の話だという感じだけど、PROTOメンバー有志によるユニット「FOOD HACKERS」による初プロジェクトです。食べ物には調理一つとってもたくさん方法があるし、さらには調理以外にも活用法があったりと、その秘めた無限の可能性を「FOOD HACKERS」が紹介する、そんな企画。たぶん。←
ゆずを配ったり、料理振る舞ったり、ゆずを絞ったり、ゆずの様々な活用法(ゆずジャム、ゆず味噌、ゆず化粧水)を教えたりと。ゆずの種を日本酒に浸して一週間放置するだけで化粧水になるんだとさ。

地域に開く

当日だけお手伝いで入ったんだけど、何より嬉しかったのが、「PROTOを地域に開こう」というもう一つの狙いがちょっと達成できたこと。近所の方が立ち寄ってくれたり、御年94歳のおばあちゃんがガッツリ参加してくれたり。近所の親子も立ち寄ってくれて、入るときはおびえていた娘さんが帰るときには笑顔で手を振ってくれたのが本日のハイライト。決して地域の人が大勢来たわけではないけど、それでも一つ一つの訪問がこんなにもうれしいものとは!仕事柄、地域について良く考えることはあるけど、こうやって直接働きかけをするなんてことは初めてだったので、本当に新鮮な経験だった。

発言・行動・義務・意思の関係性

ゆず祭り後はそのまま定例。前回に引き続き、とあるテーマを中心に話し合った。様々なレイヤーで色々な要素がまじりあって、正直どれが一番最適な選択なのか自分の意見としても決めあぐねる難しい話だった。その中でも強く感じたのが、「発言・行動・義務・意思」の関係性。発言に対して義務は生まれるのか、その行動は意思なのか義務なのか、発言と行動が揃わないことをどう捉えるのか。。。仕事としてやっているわけではない、自由意思が前提になるこのプロジェクトだからこそ、事あるごとに本質的に「何を為したいのか」を突き付けられる。そんな環境だからこそ上で記したような関係性を自分の中でどう整理すべきか悩む。ちょっと精神的に苦しい部分はありつつも、ヒリヒリするようなすごく良い経験な気がする。

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