2014/11/7 手書きの自由さがコンピューターに反映される日は来るか?

このnoteで日記を書こうという取り組みは、私の友人の「新潟市文学サークル(@NiigataBungaku0)」さんが、mediumで日記を書き始めたからだ。日々の出来ことに対して何を考えたのか書き残すことは、それはとても素敵なことだと思ったし。文章にしておけば後から再利用が可能だし。これはいいことずくめではないか。ということで、僕もやることにした。

そんな真似っ子をした新潟市文学サークルさんが、何やら「手書きブログ」なるものをはじめた。と言ってもキーボードを叩く代わりにノートに手書きした日記をスキャンか写真をとって画像としてアップするという、極めてシンプルなものなのだが、これが個人的に衝撃だった。

https://medium.com/@NiigataBungaku0/c9ddde79eeb5

すごい、インパクト。逆に新しい!そして個性が溢れでていると思った。

同じ文章でもPCの画面に統一されたタイポグラフィで表現される文章と、手描きの文章。これを見た時に、キーボードがいかに不自由であるかを痛感した。

ペンで表現できる自由度と、コンピューターのテキストの不自由度の差はものすごい。ペンだからできる表現や発想と、制限されたキーボードから生まれる発想の差は、やっぱり歴然としているのではないだろうか、と思った。

そんな時に友人がtwitterでこんなブログをシェアしていた。

リンク先では授業中の板書にノートを使うのは馬鹿げていてPCを使うべし!というようなものだ。確かに記録媒体としてPCは優秀かもしれないが、キーボード入力というものの不自由さを見逃してはいけないような気がした。記録方法が制限されるということは、子どもの発想力を止めてしまわないだろうか?

僕は、取材でインタビューするときなどはノートに記録している。確かにその場でPCに入力したほうが後の仕事は早い。しかし、ノートに記録すると、ある話題は文字が大きかったり、ある話題はただの走り書き。2番目に話したことと5番目に話したことの関連性が強いので隣にメモする。など、かなり自由に記録できている。そしてそのノートを見返すと、なんとなく当日の雰囲気や熱量を思い出すのだ。

手書きであれば変な記号を作れたり、ある部分を丸で囲んだり、強調したり表現の自由度は高い。レオナルド・ダ・ビンチはノートにわざと逆さ文字を使っていたというし、独自の記号を生み出して使っていた偉人も多いと聞く。

東浩紀さんが川上量夫さんと清水亮さんと鼎談した際にもキーボードの不自由さについて語っていた。清水亮さんが開発したタブレット端末「enchantMOON」の開発コンセプトにもなっている。

新潟市文学サークルさんのやっている手書きブログの難点は1つは読みにくいこと。これはタイポグラフィを読み慣れているからだろう。手書きは個性が出るがその個性が読解スピードを落とす。文字の形は自己主張しないほうが良いのかもしれない。

もう1つはデバイスによる制限か。堀内さんは写真で手書きの文章を掲載している。PCではストレスなく読めるが、スマホだと結構キツイ。スマホに合わせると、PCでは読みにくくなってしまうかもしれない。

ただ、手書きならではの表現を追求していけば面白いコンテンツになっていくかもしれない。ただキーボードで打った文章よりもよっぽど個性が表現できる。これを活かさない手はない!!

手書きでしかできない最高の表現はなんだろう??

手書きでインパクトを与え、かつ読みやすい表現はないだろうか??

自由に線を引いたり強調できたり、変な記号を使ったり、図を描いたり絵を描いたり……

そんなことを考えていたのだが、次の日くらいにコンビニに行って「あっ」とひらめいてしまった。というか雑誌コーナーでヤングジャンプのキングダムを読んでいる時に「漫画だ!漫画が最高の手書き表現だった!」と結論づいてしまった。

やってしまった。調子に乗ってtwitterに「手書きの新しい表現を探したい」とか投稿してしまったのに、既に漫画という表現手段があったじゃあないか・・・。携帯電話の普及でコミックアプリとか大人気じゃぁないか。何を一人で世紀の発見をしたような気になってしまったのだろう恥ずかしい。そうだ、俺が人類初の発見をするわけながい、大体は既に誰かが考えついているとキモに命じたではないか。

と非常に落胆した。

ここで、苦し紛れに手書きのデジタル化について更に言うと、ネット漫画はすごく多くなっているが未だに「画像」としてしか処理できていない。と、思う。検索や、コピペやらができない。まだまだ手書きの自由度が100%コンピューターで再現出来ていないのだ。

手書きの自由さがコンピューターに反映される日は来るか?という苦し紛れのところで自分の中でホットだった手書き問題を一旦落ち着けたいと思う。

2014年11月7日

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唐澤頼充

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