コメントありがとうございます。
noteの設定でスキ！を押して下さった方に見てもらえる私のリアクションですが「Tack!」をその一瞬で理解して下さる方は中々居ないと思うので、流石！の一言です（笑）

「籾木選手ご自身とサッカーの話から少し離れてしまうかもしれませんが〜、、」と書かれていますが、スウェーデンの生活はスウェーデンでのサッカーも含め、めちゃくちゃ私自身に影響を与えています。

まず、生活について。私は日本での生活はいわゆる大都会、東京での生活だったので、満員電車は当たり前、新宿渋谷原宿などでの人の多さにも慣れていて、刺激に溢れた時間を送っていました。
しかしスウェーデンに来て一転、前回のnoteでも書きましたが「心が楽に」なりました。

スウェーデンは日本よりも国土が少し大きいのにもかかわらず、人口は日本の大体1/12。東京都に住んでいる人口がスウェーデン全土に広がっているイメージです。なので、人口密度が低く、人の多さから来る疲弊がなくなったのはもちろん、大量の「広告」を見なくて良いというのが、私の心にとって大きな影響を与えています。

自分のコントロール以外で無意識に入ってくる情報が圧倒的に少なくなりました。その代わりに入ってくる情報は「自然」です。

東京にいるときは「自然」の情報を取りに行きたいとなると、わざわざそこに行かなければいけなかったり、そういう時間を作らなければいけなかったりということが多かったですが、今私が住んでいる場所は一歩外に出れば川（厳密には運河）。散歩をしたり、ベンチに座ってただただぼーっとしてみたり。天気が良い日には多くの人が太陽の光を浴びに外に出てきます。

そんな場所で生まれ育った人たちと戦うリーグが私がプレーする“Damallsvenskan”ですが（笑）、背が高くフィジカルに恵まれた人が集まり、速く激しく、かつ戦術をしっかりと持って戦うリーグです。

スウェーデンのリーグで個人としてもチームとしても勝つことは簡単ではないのですが、それでもリーグで活躍した選手達はしっかりとヨーロッパのクラブに引き抜かれているので、「世界のトップ」の下にいるぐらいの位置付けになると思います。「世界のトップ」に見られているリーグ、かな。

ちなみに、昨年私のチームにいたフォワードの得点王の子はこの冬、PSGに移籍をするというビッグ移籍がありました。

そんなリーグで昨季3位の私たちのチームは、世代別代表(U19, U23)に入っているような若い選手が多く、経験豊富な選手と良いバランスで融合しているチームです。みんな凄く優しくて、ピッチ上では熱くて、良きチームメイトです。

何より、みんな英語がペラペラなので凄く助かっています。私もスウェーデン語の勉強は毎日欠かさず行っていますが、みんな英語を話せるのでそれに甘えてしまっています。

そして最後に、セムラですが今年はまだ食べていません！チームメイトやこちらの日本人の方に「ここのセムラは…」「こっちのセムラの方が…」と色々情報はもらっています…
皆さんセムラを知りたい方は是非調べてみて下さい（笑）