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バイスブルスト 20220403


【バイスブルスト】

日曜日のドライブ途中に発見した、シュマンケル ステューベさんで夜ご飯としてソーセージを購入。

いつもより遅い、夜8時過ぎの晩御飯。

まずはスライスした胡桃のケーゼ(ドイツのミートローフ)を、フライパンで焼く。
なかなか香ばしい。
しばらくしてゆで上がった、『バイスブルスト』の茹でたてをいつものように口へ運ぶ。

一口食べて、
「…ん⁈」とだけ発して無言になってしまった。
「えっ、なになに?美味しくないの?」とひろし。
「いいから食べて!」と眉間に皺を寄せて煽る。

私が伝える前に、自分自身でしっかり味わって確認してほしいのだ。

このソーセージは驚くほど美味い!

ひろしはよく海外出張であちこち世界を巡っていた。「フランクフルトの空港で食べた白ソーセージがものすごく美味しかった。」と報告してくれた。日本で食べたことのないほどのおいしさだったそうだ。「あのソーセージが日本にあれば売れるだろうに」と、ひろしが帰国してすぐに言っていたのを覚えている。その後美味しい白ソーセージを食べる度に、「これ似てる?こんな感じ?」と聞いてばかりいた。それからすでに20年。

『バイスブルスト』を一口食べて、食べたことのないはずのフランクフルト空港のソーセージが脳内でリンクした。「これだ!きっと間違いない!」

ひろしが食べるのを待って、発する一言を静かに待つ。

「美味しいね…。昔ね、フランクフルト空港で食べたソーセージもこんな風に美味しかったんだよね。」と懐かしむひろし。

それからはなぜこのソーセージが美味しいかの解説と議論が始まる。

臭くない。
超新鮮なお肉が使われているとわかる。
脂身の加減と肉の加減が絶妙すぎるほど、ほど良く品がいい。
きめ細かやさが素晴らしい。舌に触るものはない。トロンスルンと口の中に入る。なのに柔らかすぎない。

「少し、高級な蒲鉾に似てない?…だから魚肉ソーセージができたんだよ!」とヒラメク私の言葉はいつも足りない。
ポッカーンなひろしの顔を見てふと我に帰る。
「あのね…多分だけど…」

「その昔、開港時代かどうかはわからないが、ソーセージも食べたことのない日本人がドイツで初めてこれを食べた。その時すごく感動して、これなら日本人も食べられる!どうやって!って思ったところで、ををこれは蒲鉾と同じじゃないか!魚肉ソーセージを作ればいいんじゃないか!ってね」
「うん、なんか…気持ちは…わかる…」とひろし。
若干の間を経て大爆笑。

その当時プラスチックの皮なんてないから、魚肉ソーセージはもっと後の時代だし、「勝手な想像するなよ」と開発者のどなたかに言われそうだけど。

まぁそんな感じで、『バイスブルスト』で食卓は盛り上がる。

大和市のふるさと納税返礼品にもなっていて、
来週のお呼ばれの手土産に持って行くこと決定!の品💞

今日も美味しい💞


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