革命の半袖シャツたち
何だか既に蒸し暑さを感じてきました。
また無かったなあ、春。
毎年のことなんですけどね。
毎年わかってることなんですけどね。
はい、今年も沢山季節に抗って"長袖族"になろうと思います。
そう、イシカワは夏でも長袖が多い人間です。
理由は色々あるんですが、
「お洒落は我慢」「長袖が格好いい」
勿論そうなんですが、個人的な理由が、
”格好いい、欲しい、と強く思える半袖シャツとの出会い”
そこが未だ殆ど無いんです。
アロハとか柄シャツとかは勿論着るんです。機能性に優れたリゾートな半袖とか嬉しくて仕方ないんです。ただ勿論、僕が強く思うのは「夏だって最高にお洒落を楽しみたい」って事。
売り期とかね、設計的な所とかね、そもそも着る人が少ないとかね。
作り手側にも沢山の悩みがある、春夏の中でも半袖というジャンルだと思います。
そんな半袖シャツへの僕の謎の偏見の高いハードルに、ガッツリ風穴を開けて半袖革命を起こしてくれたブランド様が居ます。
それが「Gorsch」です。2,3年前から夏場の半袖ソリッドシャツは「Gorsch」しか着ていません。冗談抜きで。
革命の半袖シャツたち、どうぞお楽しみください。
きっと一枚あった方が、本気で良いですよ。
Gorsch the merry coachman
- Open Collar Short Sleeve Shirt -
COLOR: field green / cyan / black
SIZE: 48 , 50
PRICE: ¥36,300-(tax in)
Gorsch the merry coachman
- Open Collar Short Sleeve Shirt -
COLOR: field green / cyan / black
SIZE: 48 , 50
PRICE: ¥36,300-(tax in)
前述の通り、ゴーシュの作る半袖シャツが昔からずっと好きです。シャツに限らず、独特の設計や、ゴーシュにしかないデザインが目を惹くアイテムばかり。ただ特に春夏を良いと言わしめるポイントは、ファブリックを始めとした中で、僕自身はこの抜かりない、妥協のない本気のショートスリーブアイテムだという事。他にはない魅力が随所に沢山詰まっていると、シャツに袖を通し、鏡に映る自分を見てひしひしと感じられる素敵なシャツです。
ゴージラインが下がった大きなラペルが特徴のショートスリーブシャツ。Gorschらしさ前回のフロントデザインです。過去品番よりも身幅、肩幅を大きくし、肌と生地の間に風が十分通るように設計。その設計からより首元のVゾーンの主張が顕著になり、一枚着としての完成度合いが上がっています。
イタリアのカプリシャツを参考にして作ったショートスリーブシャツ。イタリアのリゾート地であるカプリ島の休日着をイメージしたプルオーバーシャツが元ネタ。プルオーバー型の胸元のボタンはループ型のボタンホールが1つ、裾にはスリットを配して軽快に仕上げた”少しこなれた大人”な印象漂うスタイルをもったイタリア人気のシャツ型。Gorschらしさ前回のフロントデザイン。今までよりも身幅、肩幅を大きくし、肌と生地の間に風が十分通るように設計。その設計からより首元のVゾーンの主張が顕著になり、一枚着としての完成度合いが上がっています。
これまた選べない2型でしょう。溢れるリゾート感。ただそこに差し込んでくれるGorschらしさの光るディテールワーク。一見普通見えするような、ただやり過ぎてないGorschならではの強みが詰め込まれた1着。
使用した生地は40番手の糸を使用したしなやかなリネン100%。染色後、生地を優しく叩きほぐしているので、リネンの硬さではなく、ソフトでふっくらした風合いになっています。写真を見ればお分かりいただける部分も多い筈。色感や生地表情、厚みに加え、跳ねる様な弾み具合がとても軽やかで、春夏らしい明るい表情の服に仕上げています。
もう既にムシムシしますがこれからが暑くなる季節の本番。そんな時期も誰よりも沢山お洒落を、ファッションを最大限楽しむ中で、自分の中での”クラシックな外し”を求める人が、MusterWerkをこよなく愛してくれる方々には多い印象です。特にこの「半袖シャツ」という分野では、夏と言う限られたファッションの中ではなおさら。
一枚で着る時期しか着用しないアイテムだからこそ、個人的には拘りや着たいと強く感じられるものを手に取りたい。きっと「半袖シャツ」と言う分野に自分の知らなかった価値観をくれ、着用から、Gorschからしか得られない”素敵な経験”をくれるシャツです。
改めて、本気で良い半袖シャツ。
一枚持っておいて、本当に良かったって、
汗だくの自分が、涼しいクーラーの店内で僕に呟いてますよ。
イシカワ
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