メモ #001 役に立つ数学力(ふだんの生活の中)
ちゃんとした記事にする前段階のアイデアもあげてみます。
1. クイズ:
「本の17ページから35ページまでは、何ページありますか?」ゆび折らずに暗算しましょう。
ヒント:ページ範囲の始まりと終わりを16ずつ戻しましょう。
「1ページから19ページまで、何ページありますか?」
答え:19ページ
2. 誰でもわかるように:
「p3からp7」手持ちの本でp3からp7を開きましょう。紙を1枚ずつ逆にめくって下さい。p1からp5になりました。長さは同じです。だから全部で5ページ。
植木算とかを妙に意識しちゃうと、わけがわからない。「p7-p3でいいんだっけ?1足すのかな?1引くのかな?あぁー…。」
でも100パー間違えないところに「移動させれば」、100パーの自信をもって暗算できる。
3. ちなみに
35-16という暗算をいきなりするのは、僕にはハードル高いので
①p17-p35を4ページずらす
②p21-p39を20ページずらす
③p1-p19は何ページある?
これが頭の中のプロセス。
大人になると教科書の公式は役に立たない。ほとんどの人にとっては。でも、こういう考え方は役にたつんじゃない?
4. 応用問題:
あなたは学習塾働いてます。共通テスト(センター試験)までの日めくりカレンダーを作ります。試験日は翌年1月15日。今日は10月7日。さて「あと〇〇日!」と書いて生徒を鼓舞しましょう。
ポイント①:
いまから試験日まで、10月、11月、12月、1月は何日ありますか?普通のカレンダーをイメージして何マスあるかで考えましょう。それぞれ●マス、30マス、31マス、15マスは簡単だよね。10月はといえば、7日~31日。なので6日ずらします。1日~25日なら何マスありますか?
結果、25マス+30マス+31マス+15マス=101マスあります。
ポイント②:
旅行でたとえます。ゴールデンウィークです。あなたは5/1~5/2の1泊2日の旅行をします。だからカレンダーでは2マスです。5/1時点で5/2まで「あと何日」ですか?出発日から帰宅日まで「あと何日」ですか?ということで「カレンダーのマスの数」から1を引くことになります。
ポイント①と②を合算すると、101マス-1で「あと100日!!」とカレンダーに書いてあげてください。
結局まとめると、不確かなものより「マスの数」で考えましょう。10月7日~10月31まで何マスあるかは、6つずらすことで先頭を10月1日までずらしましょう。
資格試験を控えてるあなた。日めくりカレンダーを作ってはどうでしょう?
5. 今回の記事のまとめ:
自分が100パーわかる問題にもっていきます。これが本当の数学力です。生活に役に立ちませんか?でも皆んなが言うように、公式の暗記は無駄です。
6. おまけ:
まちがっても0ページから18ページとか考えないで下さい。そんなのは自分が100パー自信のある問題になってません。
時間が「何時何分から何時何分」とか考えても面白いです。この場合は1時ではなく0時にはハリを戻してみましょう。
おわり
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