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新日本海フェリーが小樽築港駅から見えた!

北海道にある新日本海フェリー小樽ターミナルの最寄駅は小樽築港駅です。北海道中央バスが小樽駅と小樽築港駅発着で運行していますが、バスに合わない時間帯の時は駅から歩くか、タクシー利用となります。しかも歩くかタクシーにするか悩む微妙な距離。そんな新日本海フェリー好きの方に、曜日と岸壁の状況限定の景色を紹介します。

1.小樽築港駅から海側へ進んでみよう

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JR小樽築港駅は橋上駅となっており、国道5号側とウィングベイ小樽側は連絡通路で結ばれています。しかもエレベーターが完備されていて、幅広い空間になっています。新日本海フェリーを利用する場合は駅北広場へ向けて歩く方が近いです。

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多くの旅行者は、ウィングベイ小樽側のバス停が近いこちらの出口を使うはずです。でももし時間があるなら、海側のウィングベイ小樽への2階入口通路を海を見ながら歩いてみませんか。

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入口通路を歩くと、築港臨海公園、小樽港マリーナが見えます。

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そして、曜日と岸壁状況によりますが、停泊日の新日本海フェリーが係留されていることがあります。

2.小樽フェリー岸壁の事情

小樽ー舞鶴を結ぶ「はまなす」「あかしあ」は停泊日が少なく、昔小樽のフェリー岸壁を整備した時(長さ200m未満を想定)よりも船が長い(224.5m)ので、停泊日は通常利用する岸壁(勝納5番)に付けっ放しがほとんど。

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しかし元々岸壁は長さ200mの船を2隻接岸する前提のため、通常新潟行き「らべんだあ」「あざれあ」が使う岸壁(勝納4番)に船があると、「はまなす」「あかしあ」は船を出す事が難しい。そこで「らべんだあ」「あざれあ」が運休する場合は舞鶴2隻の運航に影響しないよう、他の岸壁へ移動するか、沖だしする必要があります。

3.日曜朝から火曜昼までマリーナ近くで停泊が多い

新潟便の「らべんだあ」「あざれあ」は朝4:30入港、17:00出港。一方舞鶴便の「はまなす」「あかしあ」は20:45入港、23:30出港なので、新潟便の停泊時は舞鶴便がやってくる前に移動しなければなりません。しかし停泊日は時間がかかる船の整備を行ったり、船員が休みを取りたいもの。車両を降ろしたら早めに岸壁を移動(シフト)し、乗船作業直前に通常の岸壁に戻る事が理想です。

フェリーターミナルからも近い小樽港マリーナ近くの岸壁(勝納1番)で休むことが多いのは水深などの条件が良いから。なお貨物船などが勝納1番を利用している場合は、別の岸壁利用か沖出しになります。

4.停泊日は築港駅通路からフェリーが見えるかも

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という事で、曜日(一部の日曜、月曜、火曜)と岸壁状況によってはマリーナとフェリーをセットにした写真が狙えます。ウィングベイ小樽の中にある「ホテルグランドパーク小樽」の海側窓客室からだともっと良い景色を楽しめるかも。

余程の船好きしか気にしない小樽港のマニアックな景色紹介を終了します。

ここまでご覧下さり、ありがとうございました。


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