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論文式試験に2桁順位で合格|予備試験合格体験記|2023年オンライン添削合格体験記⑶|やまさん

今回は、「やまさん」の合格体験記を紹介します。やまさんは、2023年予備試験論文式試験で2桁順位で合格されました。合格前と後で何が違ったのかをわかりやすくまとめていただいているので、ぜひ参考にしてみてください!!

予備試験受験回数

  3回目で合格

1.オンライン添削を利用したきっかけを教えてください。

2022年10月のBEXAのオフ会で、他の受験生の方から安田先生の評判を聞いたのがきっかけです。その後、個別相談を経て受講することとしました。

2.オンライン添削の「添削」は合格の役に立ちましたか?

大変役に立った。

3.[2.]のように回答した理由を教えてください。

文書でコメントをいただけたので、改善すべき点を漏れなく、効率的に復習できたと思います。

口頭の添削は、どのコメントが特に重要かなど温度感が伝わりやすい、というメリットがありますが、復習するためには、添削中や添削後に指摘事項や疑問点をメモする時間が必要です。また、会話しながらのメモをすると項目が漏れることもありますし、添削後にすぐにメモを作成する時間が取れない場合にも項目が漏れてしまうことがあります。

また、口頭で会話をしながら理解できるまでご添削いただく方法もあり、特に苦手分野の理解には有用かと思います。ただ、その方法は時間(やお金)がかかります。私はフルタイム勤務で勉強していたので、すべての答案について、口頭で指導を受けるという時間はありませんでした。また、口頭の指導の場合でも、その後の学習のために理解をメモして残しておく必要はあるため、文書でコメントをいただけるのは、その時間を短縮できるというメリットもありました。

答案の行数や問題のある文言を具体的に指摘した上で、思考を促す形でコメントいただけたので、必要十分な復習を効率的にできたと思います。

結論・答えを示すようなコメントではなく、“目指すべき答案”にするには、どう改善したらいいか思考を促す形で問いかけるコメントをくださいました。結論・答えを教えてもらった方が楽ではありますが、自分で調べて思考し改善するからこそ、理解が深まり、答案上で再現することのできる知識として身についたと思います。

また、どの点を重点的に復習すべきか、何を理解できていればいいのか分かるようにコメントいただいていたので、必要十分な復習を効率的にできたと思います。

私の理解度に応じて、“目指すべき答案”の姿を変更・更新してコメントしてくださっていました。そのため、つまずくことなくシームレスに成長できたと思います。最終的には“合格答案”や“出題者の求める答案”を目指すことになるとは思いますが、苦手科目で得意科目と同じレベル感のコメントをされていたら、苦手科目の底上げは出来ていなかったと思います。

答案書き直し1回までは無料だったので、安心して苦手科目を存分にやりこむことができ、底上げをすることができました。また、私の可処分時間に応じた書き直しの対象や書き直す時期もご指示いただけたので、苦手をそのままにして本番を迎える、という不安を払しょくできたのも大きいです。

4.オンライン添削の「個別ミーティング」は合格の役に立ちましたか?

大変役に立った。

5.[4.]のように回答した理由を教えてください。

苦手な科目や分野などは、文書の添削だけでは理解の難しいこともありました。個別ミーディングでは、添削後の復習で解決できなかった点を質問したり、レクチャーいただいたりして、疑問を解消し理解を深めました。文書での添削+個別ミーティングでの口頭でのフォローは、双方のいいとこ取りで、効率も成果も最強だと思います

勉強の妨げとなる不安を解消することができ、勉強に集中することができました。

私の可処分時間に応じて、科目や教材ごとの優先順位、取り組む順番・時期など、細かくアドバイスいただけました。また、起案や書き直しの対象・順序・時期もご指示いただけたので、そのようなことで悩まずに済んだのは、時間のない社会人である私にはとてもありがたかったです。

当初から、数か月後、半年後、1年後を見据えたアドバイスをくださっていました。私にそんな先が見えていたわけではないので、当初は疑心暗鬼になることもありましたが、その疑問を素直にぶつけると、アドバイスの理由も含めてご説明くださいました。アドバイスの後、数か月、半年経って、”安田先生がおっしゃっていた通りだ!”と納得することが何度あったかしれません

6.(他社の添削を利用したことがある方はご回答ください。)オンライン添削と他社の模試・答練の添削の違いを教えてください。

まず、口頭の添削との違いやメリットは上記のとおりです。

添削の内容としては、(その後のやり取りが想定されていないために)他社は結論・答えを記載しての指摘が多いですが、安田先生は思考を促す形での指摘が基本です。また、指摘の箇所も、行数や文言を指定した細かいものです。そして、紙ベースの添削であっても、PDFに手書きの書き込みなどの方式もありますが、安田先生は文書(Word)でコメントくださるので、そのままコピー等をして編集・活用しやすいです。

また、他社の添削だと、現実的な“目指すべき答案”や合格答案ではなく、制限時間内では実現できないような完全解を示すばかり、ということもありました。安田先生は、確実にステップアップできるようなコメントをくださいました。他社の添削では添削者が異なることがあります。毎回同じ安田先生にご添削いただけるのは、混乱がなく、スムーズに理解ができます

そして、添削の返却までの期間自体は、他社と比べると中間程度かと思いますが、期日のご連絡がこまめにあるので、次の起案や返却答案の復習等の予定を立てやすく、とても助かりました。また、いつ返却されるのだろうと悩む無駄な時間も省けるので、勉強に集中することができました。

7.オンライン添削受講開始後、試験対策の進め方で変化したことを教えてください。

まず、学習計画や使用教材で悩むことが減ったので、勉強自体に集中できるようになりました。仕事との両立で無理し過ぎないよう注意していましたが、絶対落ちたくないという気持ちからつい無理をしてしまいそうになることもあります。そんなときに最後の一押しとして安田先生にご相談することで、無理をし過ぎて倒れるようなことはなかったですし、何かあれば安田先生がアドバイスくださるはずという信頼から、勉強のアクセルを適切に踏むこともできたと思います。

また、起案の順序が変わりました。受講前は、古い年度から新しい年度へ年度順に、科目も同一順序で起案していました。それが、苦手科目を集中的に起案したり、忘れた頃に書き直しの起案をしたりと、効率の良い起案順序をご提案いただき、それに沿って起案を続けました。起案の数自体は受講前より減りましたが(半分程度)、受講前より効果(合格!)は出ています。

そして、それまで使用していなかった基本書を使うようになりました。予備校のテキストだけで充分だという言説もありましたし、予備校テキストの内容だけで大量なのに、それ以上やれるはずがないと思っていたため、受講前は基本書を全く使用していませんでした。そのため、安田先生から基本書をご提案いただいた当初は抵抗がありました。ところが、苦手科目を中心に、基本書を導入した後の方が理解が進みました。それは、同じことを異なる言葉を用いて、又は異なる方向から、様々な事例を用いて説明している基本書を読むことで、事例ごとの異同をはっきり認識できるようになり、テキストの内容の本来の意味が明確に理解できるようになったからだと思います。そもそも私は書籍を読んで理解することが向いているので、基本書をもっと早く導入していればよかったとさえ思っています。

受講前には、疑問点を適切に解消する手段があまりなかったのですが、受講後には安田先生に質問することで、随時解消することができ理解が格段に進みやすくなりました

予備校の質問制度も利用したことはあるのですが、回答担当者によって回答が異なることもありました。再調査の時間や疑念を抱き続けることを考慮すると、信頼できる安田先生から継続的に回答を得られるのは、私にはとても有用でした。

8.オンライン添削はこれから試験を受ける受験生にお勧めできますか。

大変お勧めできる。

9.上記のように回答した理由を教えてください。

私は、1年間、起案について自己添削だけで過ごしていましたが、これ以上自己添削では順位は上げられないだろう、という実感がありました。自分でもなかなか気が付かないことも多いので、可能であれば、1通目から添削を受けた方がいいと思います

また、個別ミーディングでは、仕事が忙しい時期の勉強の進め方などの具体的な学習計画も相談できますので、特に社会人の方にはお勧めです。上記のとおりですが、添削+個別ミーディングで理解が促進されます。

また、上記のとおり基本書を活用しましたが、安田先生は講師歴が長いこともあり、様々な基本書に精通され、その人の状況や理解度に適した基本書を進めてくださいます。まさに、ドラえもんのポケットです。基本書の選び方や使い方で繭負っている方にもお勧めです。

10.オンライン添削を利用している又はこれから利用しようとしている後輩受験生にエールの言葉をお願いします。

適切な方向の適切な量の努力を適切に実践すれば、合格することができます!

頑張ってください!私も司法試験に1発合格できるよう、引き続き頑張ります!

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