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【ホチキス止め1つ、感謝できますか?】

年内の法人向け業務が終了しました。

今年1年の法人との「関わり方」を顧みると、1つ気付いたことが。

それは

「感謝を具体的に表しているかどうか?」

 法人の担当者が多忙で中々ゆっくりお話できない組織では、関わりを強めるには日頃の「繊細なやりとり」が命綱となります。

 特に初めてお取引する組織では、コンテンツ運用より「事務処理の段取りや流れ」を滞らないようにするのが大切です。※コンテンツの良し悪しは時間が経たないと評価しづらいですが、事務処理は煩雑で即時的、望まない影響が蓄積しやすく、時間が経つにつれて改善が難しくなっていく。

 双方の書類の作り方・指示の出し方・お願いの仕方が悪ければ、思わぬところで滞ってしまったり、コンテンツに悪影響がおきたり・・・侮れないわけです。

 A社とのやりとりは最初のやりとりでミスがあり出鼻を挫かれたのですが、取り戻すことが出来、良好な関係に。

かたやB社とのやりとりは、なかなか良好にならず停滞・・・(;´Д`)

 A社の担当者とのやりとりでは、依頼や指示をしていなかった「資料のホチキス止め」について感謝を直接伝えたあたりから良好になってきました。(例:ホチキス止めをしていただいたおかげで、資料配付の手間と時間がかからなくなりました!とか)

 対して、B社の担当者とのやりとりは実に「無駄がなく」「事務的」でした。なぜなら、B社担当者からの説明は「主語」や「数値要素」が抜けていたり、こちらの質問をスルーしていたり。

 また、どのようにでも解釈できる文面や回答で、毎回その確認が主となっていましたので、段々イライラして事務的にやりとりしていました。※社交辞令的な「ご多忙のなか・・・」みたいなやりとりはありますが。

 1週間ほどまえにメールで年末のご挨拶をしましたが、スルーされてるし・・・(;´Д`)

 「どちらが先に感謝を伝えるかということではなく、まずは「感謝」ありきなんだろうな、と改めて感じました。

「やって当たり前」

「それくらい気を配れ」

「この程度のことも出来ないのか」

 そういう気持ちをどちらかが持っていると、その関係性は決して良い方向へは進まないのでしょう。

経営者と従業員/上司と部下/先輩と後輩/親と子/夫婦恋人・・・

 現代日本における人間関係には「感謝の気持ち不足」が蔓延しているからギクシャクしているのだろうな・・・と感じる振り返りとなりました。

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