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ダブリンに引っ越しました。

起きたらいつもと違う景色が見えたので混乱して、あぁそうだダブリンに引っ越してきたんだったと思う二日目の朝。

ロンドンに初めて留学したときはものすごくドキドキしたし、いちいちありとあらゆることに感動して毎日忙しかったけど、3カ国目で色んなことに慣れて英語も一応話せるようになってしまった今は、もうあんなドキドキはなくて、ただ淡々と早く色んなことに慣れたいと思うばかりで、なんだかちょっと寂しい。

私は最終的にどこの街に住みたいのか、って最近すごく考えているけど、ここにずっと住みたいと思える街が思い浮かばない。だから今は少しでも働ける場所の選択肢を増やせるようにするしかないんじゃないか。

シンガポールを去るのはすごく寂しかったけど、自分の今後のキャリアを考えるとダブリンの方が色々チャンスはあるし、やっぱりこれで良かったんだと思う。数年以内に日本語必須の仕事から日本語はおまけくらいの仕事にシフトしたくて、まだはっきりとどの分野かはわからないけど、不可能ではないと思えるようになった。

アジア人で日本人で女の私はマイノリティで、でもだからこそ私が色んな場所で色んなことに挑戦し続ければ、多様性を増やす小さな点くらいにはなれるんじゃないか。Facebookにも書いたけど、これが最近の私の小さなテーマ。

どれくらいダブリンにいるのか、ここでどんな思い出ができるのか、全然想像がつかない。でもそれはシンガポールに行ったときもそうだった。この街を去るときも同じくらい寂しいと思えるように、楽しい思い出たくさんできますように。