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もうすぐさよならシンガポール。

シンガポールにさよならするまであと二週間で、なんだか今すごく全てが楽しくて愛しくて、この一年間辛いことたくさんあったけど、今振り返ったらそれも含めて楽しかったなとか、あぁもっとみんなと遊びに行けばよかったとか、そんなことばかり毎日考えてる。

昨日は飲んだ後、夜中のオフィスで酔っ払ったまま卓球して、みんなに助けてもらいながらボードゲームして、記念写真を撮って帰った。楽しくて、寂しかった。

ロンドンが私にとって特別な街になったように、シンガポールも私にとって思い出深い、大切な街になるんだろう。光の綺麗な朝、同僚と笑いながら歩いた涼しい夜道、酔っ払った帰り道タクシーからみた夜景。その時々みた景色が、その時々に感じた幸福感が、私のシンガポールでの思い出になるんじゃないか。生きててよかったと思えるその瞬間は、どれもとっても美しかった。

私はまた、知らない街に行く。ダブリンではどんな思い出ができるんだろう。本当はすごく不安で、人見知りだから友達作るのだって大変だし、友達になるにはまずビール二杯飲んで酔っ払わなきゃいけない。今度は寒くて天気も良くない国だから、ますます鬱になったり、アジア人女ということでたぶん差別されたりもする。

それでも選んだのは自分だし、私は私を幸せにしなきゃいけない。だからまた新しい場所で、頑張ろうと思う。私にはそれしかできない。

明日はまた飲みに行く。大好きな人たちと、少しでも多くの思い出を作れたらいいな。