ベンチャーはコアな業務以外は全部外注した方がいい3つの理由

皆さん、こんにちは、吉川です。

今日は、コアな業務以外は全部外注した方がいい理由についてお伝えしていきたいと思います。

そもそも、私がなにをやっているかといいますと、
・スマートパーキングを運営しているベンチャー企業の社長

Smart Parkingとは、駐車場シェアリングサービスで、空いている土地を持ったオーナーさんとその場所を使いたいユーザーさんをマッチングするサービス。特徴はIoTデバイスを搭載したカラーコーンを駐車場に置くだけでタイムズのようなフラップ式のコインパーキングを始めることができます。
また、ユーザーはキャッシュレスで支払うことや、現地に行く前に満車か空車かも分かるというメリットがあります。
(URL:https://smart-parking.jp/

経営する上で、やはりコアな業務以外は全部外注した方が成長が早いよねというのを感じているからです。
特にベンチャー企業はリソースに限りがあり、手を付けた方が良いのに手がつけられない、その結果成長が鈍化してしまうという状態に陥ることが多いと思います。
できるだけ皆さんにも同じような轍は踏まないためにも、なんで外注に出した方がいいのかについてお伝えしていければと思います。

余談ですが、この記事を読まれて少しでも役に立った、勉強になったと思った方はシェアしたり、他の方に教えて頂けると幸いです。
(コメントやスキも大歓迎です)。

実際にこの方法を実践して、少人数でありながら、スマートパーキングの駐車場数を約3年間で2,000箇所突破しました。


1.コアな業務に集中することで役割が明確になる

社員を雇い始め、成長し始めると業務が多岐にわたり、仕事量が膨らんでいきます。そうすると、なにを優先順位を高くやらなければいけないのか考える前に、業務量が増えていくので、上司が期待していた成果が上がってこないことがあります。業務の交通整理では、追いつかず業務自体を減らさないと、冷静に対応できる状態ではないです。
そのため、本来自社内でやるべきことを明確にし、それ以外のことは外部の方に任せていきます。
そうすると、社員もやるべきしごとやるべきでない仕事が明確になり、そこに注力してくれ、良い結果が出てくるというようなサイクルが回ってきます。

2.マネジメントのコストが減る

社員の人数が10人を越えてくると少しづつ評価制度を作る必要が出てきます。しかし、成長数字に直接関与しないが、大事な仕事というのがあると思います。例えば、スマートパーキングでいったら、駐車場利用者やオーナーさんの対応です。また、その内容に関して分析して改善をしなければなりません。スマートパーキングの場合、駐車場のインフラですのでそれを365日24時間対応しなければなりません。
当初は、それを社員で対応(夜、土日は当番制)してましたが、対応だけで手一杯で分析などかけれませんでしたし、その社員の業務をどう評価するかの方法もわかりませんでした。
そのため、スマートパーキングもチャットボット(自動応答システム)の導入を決めたり、コールセンターの導入をきめることによってマネジメントをする必要が最低限になり、コストを下げることに成功しました。

あくまでも、上記の内容は一例であり、社員の負担は大きいのに、とても大きな評価はして上げれないというような内容は全て見つめ直してください。そして、外部にだしても問題ない業務は外部にお願いした方が良いです。

3.固定費を変動費化でき、結果が出ないものはすぐに中止が可能

より早く成長するために、様々な施策をPDCAを回しているベンチャー企業が多いと思います。

例えば、
リスティング広告
記事広告
折込チラシ
テレアポ
等々

しかし、これら全てに精通している人を雇うわけにもいかないですし、そんな必要もないけど、トライアンドエラーを回してみたいですよね。
自社に最もあった施策というのはなんなのかを知りたい。
とりあえず、マーケティング担当者雇ってしまったけど、施策が変わると専門外になってしまう、そう言った固定費のリスクがあると思います。
外注の方に依頼すれば、少ない予算(20万円~30万円)でテストすることができますし、それぞれの専門の業者に依頼することができます。

また、もし、専門の外注の方でも成果がでなかった場合はすぐに中止することができ、無駄な費用を投じる必要がありません。

経営者はトライ&エラーの回数をいかに増やし、最適な施策を見つけ出しより早く事業を成長させることが仕事ですので、無駄な費用をいかに使わないかも重要です。

そんなときに外注の方はピッタリです。

まとめ

1.コアな業務に集中することで役割が明確になる

2.マネジメントのコストが減る

3.固定費を変動費化でき、結果が出ないものはすぐに中止が可能

ベンチャーというのは、経営資源と呼ばれるヒト・モノ・カネ全てがないといわれています。その中でどう素早くトライ&エラーを繰り返せるかが、生きるか死ぬかの肝となります。

その中で自分達がこれから自社でやっていくべき仕事なのか、早々に外部の方に依頼するべき仕事なのかを考えるきっかになれば幸いです。

最後に余談ですが、この記事を読まれて少しでも役に立った、勉強になったと思った方はシェアしたり、他の方に教えて頂けると幸いです。
(コメントやスキも大歓迎です)。


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