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共感よりもっと


昨日は東高円寺UFOでSECHIのライブ。僕がひさしぶりにSECHIに持っていけた歌を初めて演奏することができた。歌うことによってたしかにちゃんと救われた。今までもそうだったもんね。あみが歌うことは10年も前も今だって心の真ん中のことで、そんな歌を一緒に演奏していると、僕の中の悪玉が消えて晴れて澄んでゆく。僕なりにロックンロールはいろいろな形があると思っているけれど、形ではなく中身の部分でSECHIがロックンロールを鳴らしていると自負してる。とはいえ、万智さんのビートとあみのギターが僕は大好きなので心が体が弾まずにはいられないというのがすべてだ。最近のSECHIはとてもいい状態、いい演奏できてる。だからたくさん見に来てもらえるように面白いことを考えなくちゃね。夏までにまずは録音。

ゆうべはバンドを組んだ何年か前みたいに遅くまで飲んで、僕のせまいワンルームに着地した。なんだかあの頃みたいで懐かしかった。ちょっと家が遠くなったり、少しだけ破滅的でない飲み方を覚えただけだと思うけど。僕自身の軽やかさを友達が喜んだ。僕は多少僕を失っていたのかな。もう半月で解き放たれてしまうからだんだん風通しが良くなっている。僕らは友達なので、ライブをして遅くまでわははっと笑えるそんな夜は楽しいから、そりゃステップも踏んじゃうよ。

夜明けは随分早くなっていて、酔いも覚めちゃってあまり眠れなかった。僕の部屋はやっぱり狭い。せめてあの頃みたいに小綺麗に片付けてみるのもいいかもしれない。
それにしても、深酒の翌日はどうしてこんなに活力が枯渇するのか。そこまで絶望の二日酔いではなかったけれど世界が僕一人を置いて回っているような気がして自己否定の念に苛まれる。ただ酒を飲むだけの生き物ではしょうがない。

明日からはこれからの日々を思い浮かべて過ごしてみよう。生活リズムもくそもないこの日々だからこそ浴びれる日光もある。なにかやっておくこと、きっと思いつくだろう。人に会い続ける日々はまだまだこれからだなんて、喜べる。昨日学んだこと。自律神経が不安定なとき、辛いものを摂るとチューンアップされる。

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