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自信のある答えに最速でたどり着くには

自信のある答えを出す。
これは、私生活でも、仕事においてもとても大切なことだ。

特に、自分が満足できない答えを出して否定されるならまだしも、たまたま目の前にいる人が喜んでしまったときや賛称されたときはつらい。自分は笑顔になるけれど、無意識で自分の心は喜んでいない。

こういう経験がある人はたくさんいるのではないだろうか。僕の周りでは、「納得感」という言葉に置き換えららて、バズワードになっているように思う。

今回書こうと思うのは、仕事においていかに早く納得感に辿り着けるかについてである。

時間は待ってくれない。ゆっくり考えられる時もあれば、1時間で考えないといけないときもある。言い方は悪いかもしれないが、自信や納得感を捻り出さねばならないときもある。

僕も時間がかかるタイプで、なかなか苦労していた。圧倒的にスパっと答えを出す人達を見て、すげえ、と思っていた。

でもそのままにしておくわけにもいかない。どういうときに自信のある答えが出たのかを考えてみたところ、一つの答えにたどり着いた。

それは「そもそも自分だったら」という意志が芽生えたときだ。それを忘れた時に時間がかかっていた。

仕事には制約が多い。オーダーも多い。それを前提にしてしまったときに、「そもそも自分だったら」は消えて遠のいていたのだ。

そうなるとどうなるか。正解が相手の中にしかないから、分からなくなるのだ。

基本、人と人は100%は分かり合えないと思う。妻だって、親友だって、血を分けた家族だって、どんなにそばにいても分からないことはある。だから仕事において解を相手の中にだけに求めたって掴めることはなかなかどうして難しい。

もちろん趣味思考や経験でなんとなく相手の勘所が分かることもある。けど、そこに自分はないことに変わりはない。自分の納得感とはほど遠い。

だから何においても、「自分がやってるサービスだったら」「自分のプロダクトだったら」「自分が社長だったら」が大事なのだ。

それなしに納得感のある決断とか自信のある答えとかは存在しないのではないかと思う。

至極当たり前のことを言っているかもしれない。今さら?と思うかもしれない。それでもこのことは忘れずに頑張ってこうと思うのである。

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