好きに生きていくことと、好きなことで生きていくこと
好きなことで生きていくという言葉がある。YouTuberの広告で使われていたキャッチコピーだったと思う。
最近、この言葉の後ろに「好きに生きていく」という本音が隠れているケースがあるような気がする。
まず「好きなことで生きていく」はYouTuberだったり、ブロガーだったり、なんでもよいのだけれど、元々はお金にならなかったけど、好きでやっていることに仕組みやテクノロジーが加わって、マネタイズできるようになったことから始まっている生き方だ。
一方で「好きに生きていく」は、マネタイズが先に来て、稼げるし、自由に色々やれそうだから、という理由で参入している感じがする。それは好きなことで生きていくとはちょっと違う。
もちろんお金はめちゃくちゃ大事だ。本当の本当に大切だ。お金がなければ生きてくことができない。好きなことをやるとか言ってる場合じゃなくなる。
稼ぐことをバカにしているわけではない。好きに生きていく、でもよいと思ってる。それにYouTuberなどは、なりたい職業ランキングに項目として入ってしまっているから、もはや生き方という枠組みから出てしまった感もある。
ただ僕は好きなことをどうにかテクノロジーや仕組みでマネタイズする方がとんがった面白いことになりそうだなー、と思っている。
きっと大変なことは間違いない。時間もかかる。好きなことで生きていくことは楽に生きていくことではない、という声が上がるのもっともだ。だから好きなことで生きている人がいたら、心から応援したい。
そして、僕もそちら側であれたらと思う。そのためには楽しいからやれている、という初心を忘れずにいることを心にとす次第である。
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