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蓄音機の音楽会 #写真日記(2024年2月)

100年以上前の技術で奏でられた音、心地よかったです。

聴かせてもらったのは、ジャズを中心にセレクトされた十数曲。ルイアームストロングの楽曲がよかったし、テネシーワルツもよかったです。司会者さんが曲ごとに板を入れ替えて、針を落とす。サラウンドどころか、ステレオですらなく、ノイズがいっぱい。でも、心に残る音でした。

町田市の里山周辺の小さなコミュニティから、蓄音機の音楽会の案内が届いたので、参加してみました。コミュニティー外の参加は我々夫婦だけみたいで、ちょっと残念。参加費は里山保全に役立てられるとのことです。主催者さんから写真を公開していいと聞き、スマホで撮った写真もアップしています。

昭和40年生まれの私でも、蓄音機の音を聞いたのは初めてです。機械とその歴史の説明があったので、少し物知りになれました。蓄音機の発明者はエジソンなどなど。
最期に理系人間として、蓄音機の技術について一言。

蓄音機が回転テーブルを回す動力はゼンマイ。手でぐるぐるハンドルを回したエネルギーがこれに蓄えられて、音を奏でます。ゼンマイ、昔の技術のようですが、同じ構造が、今でも身近で使われています。掃除機の電源ケーブル、車のシートベルトの巻き取りがそうです。これらには電気が必要なモーターは使われていません。省電力の水力発電にも使われているみたいです。

写真1 機械のアップ写真
写真2 メーカのロゴ、日本のビクターと同じワンちゃん
写真3 音楽会の様子

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