〜大河ドラマ『光る君へ』第16回「華の影」雑感{見逃してる方もどうぞ)〜
　
第16回の出だしは、前回と同じ993年。
　まひろ（吉高由里子）は、石山寺への旅の帰途、道綱（上地雄輔）がさわ（野村麻純）をまひろに間違えて、夜に忍び込んだこと、それがさわを傷つけたことを知ります。が、それよりも、道綱母（財前直見）の述懐「私は書くことで悲しみを救いました。」の言葉に啓示を受けて、墨をすりつつ考えています。はて？何を書けば？
　そろそろ紫式部先生の魂が降臨するはずです。頑張れ❢
　
　そして、タイトルが流れると、年は明けて994年。御所は一面の雪。
　中関白家の絶頂、中宮定子のサロン。関白の父を真似て、高位の印、帝とお揃いの、白の直衣姿の伊周（三浦翔平）が偉そうです。公任（町田啓太）、斉信（金田哲）、行成（渡辺大知）。風見鶏公卿三人ワチャワチャしてます😊ここに伊周を足せば、F4になります。但し帝（塩野瑛久）も麗しい❤
　そこへ帝の母上、東三条院・皇太后詮子（吉田羊）が来て、ご機嫌斜めなのに、更に「新しい後宮」なんて言って説教しちゃう伊周〜コリャダメダメ〜
　そこに、道綱さん（上地雄輔）もいて、ちゃんと道長に報告してます〜生き方上手❢
　
〜個人的「推し活」〜
　待ってました、４ヶ月❢藤原隆家様❢竜星涼様❢
　日本史の教科書の脚注のあなたの御名前を慕って、５０年❢❢遂にあなたが映像化❢かっこいいわぁ❤皆と群れないところも、あなたらしくて、大石さん、ありがとうm(_ _)m竜星クン、頑張ってね❤

　はい❢来ました「高炉峰の雪は簾を掲げて見る」❢の場面。
　その前に、行成が一条帝に『古今和歌集』の写本を献じています。いいなぁ～今、存在していたら、【国宝】です。NHKの小道具さんは、かなり、丁寧に準備してるので、帝の手元の文字もよく見てしまう私です。（伝行成筆というのが断簡で残ってます。）

　帝と定子（高畑充希）のラブラブ場面で、火事の緊急避難。
　放火の疑い、道隆（井浦新）ファミリー会議。「我々も人に妬まれる立場になった。」という隆家の言葉に、道隆も「光が強ければ、影も濃くなる。～動じないのが肝心!」と、笑い飛ばす。やたらどこでも、道隆はよくお酒飲んでます。これも伏線。

　陰陽師・安倍晴明（ユースケ・サンタマリア）は、都に疫神が入り、一大事になると、天を仰いでいる。
　帝は、疫病はどうなっている？隋の煬帝のように、民を思わぬ者になりたくない、と、道隆に頼むように言うが、それより、御子をつくれ、と言われてしまう。
　伊周は、異例の出世で、内大臣となり、叔父、右大臣・道兼（玉置玲央）にタメ口。

　まひろは、可愛がってた、庶民の子のたね（竹澤咲子）が疫病になって、その両親も疫病で悲田院で既に遺骸。なりゆきで、悲田院で看護にあたるうちに、まひろも、どうやら発熱。お付の乙丸（矢部太郎）さん、いつも大変❢
　御所では、道長（柄本佑）がいくら疫病対策を言っても、道隆は、御所の火付けをなんとかしろと、かなり高圧的❢
　
　街の様子を見に行こうとする道長に、なんと❢道兼さん❢「汚れ仕事はオレの役目だ〜」❢かっこいい❢そして、どこか悲しい・・・すっかりしっかりした、お兄ちゃんに「お前はくるな」と言われたはずの道長も、結局、一緒に悲田院へ。
　そこで、かなり弱ったまひろと道長の再会(-_-;)抱きしめ、お姫さま抱っこで、まひろの家へ。「藤原道長である」〜どこまでもカッコイイ柄本・道長、ネットニュースになる程、キュンキュン♪〜で、このまんま、徹夜の介護。←大納言様が❢←２７歳の青年❢
　
　夜が明けて、まひろの父、為時（岸谷五朗）に、「ありがとうございました～なれど大納言様には大事なお仕事が〜お帰り下さいませ」と、言われた時、まひろの手を握ろうとして握らずに引っ込める手が、切なくてイイね❤佑くーん❤いとさん（信川清順）もキュンキュンしてます😊
　看病しながら、道長がまひろにかける言葉が良いです❤
「生まれてきた意味は見つかったのか?」
「逝くな❢戻ってこい❢」
　
　これで、まひろの家族に、まひろと大納言藤原道長が、ただならぬ仲だと、まひろの家族にバレてしまいました(-_-;)
　
　死体と病人だらけの悲田院から、まひろの家へ直行し、一晩中看病して、土御門殿に帰る道長。高松殿かり帰ったのとは、匂いが違いますよ〜香道の世界ですもの(-_-;)
　
　それに気づいたかもしれない、衛門（凰稀かなめ）は、「夕べは高松殿（明子・瀧内公美、倫子とほぼ同格の妾）でございましたか？」と敢えていうが、倫子は、少女の頃から親しんだ、他ならぬ衛門先生の前だけに、「殿の御心には、私でない、明子様でもない、別の誰かがいるわ〜フフフ➖オホホッ～」と強気で言う❢
　調べりゃ、わかっちゃう気がします➖怖いです➖m(_ _)m
　お付の百舌彦さん（本多力）の口が、いつまで固いかなぁ〜