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本当は私が バカなのだ(常識とは何なのか)


前回投稿で、私は、相手と自分の違いを広い心で受け止めたい、なんてことを書いていたが、、、

最近、今まで関わりのない人たちと協力して何かをすることが多くなった。
その中で、この人はこのくらいの歳で、会話する中で、だいたいこのくらいできるだろうと思うことが、意外と出来ない…。ということが増えた。

つまり、私が相手に寄せる期待と現実のギャップに苦しんでいるのだ。

なんでこのくらいできないの?
どうして情報展開しないの?
社会人として当たり前の事ができないの?
みんな私より歳上なのに!

というギャップ。
このくらいの年齢で仕事してて、この人ならこのくらいできるだろうという、私の目論見が実際と全く一致しない。


なんでこんな思考になってしまったんだ。
私はこんな事思う人ではなかったのに。


そしたらこんな記事を見つけた。

記事はwebに関することだけど、なんでこんなこともわかんないの?バカなの?と思う自分がバカなのだ。なぜなら常識も知識もみな違うのだから。という記事だ。

以前夫から
相撲の事も知らないのか、それは周りから非常識だと思われるぞ。と言われた。

私の父は相撲に興味がなく、私も相撲は見ずに育った。
だから知らなくて当然なのだ、ニュースに出たって、『ほーん』としか思わない。
そしてすぐに忘れる。私には必要のない情報だからだ。

だから常識って一体何なんだよ、と思って本まで購入しようとしたが、いい本が見つからずにそこで終わった。


さて、なんでこんな話をしたかと言うと、
私の相手への期待(この歳ならこのくらいできるでしょ?社会人ならできるでしょ?)というのは、私にとっての常識であり、相手の常識じゃないのだ。

育った環境も、職場も、経験も異なるこの相手は、私ができて当たり前だと思う(私の中の常識)事ができなくて当たり前なのだ。ということは頭ではわかっている。
でも、何故こんなにも相手を批判的に捉えるようになってしまったのか。

自分に自信がついた結果、あまりにも思い上がり過ぎではないか。

そうじゃないだろう。
私はそうじゃないだろう、そうなりたいんじゃないだろう。
みんな違ってみんな良い精神はどこに行ったんだよ。

私は、担当業務が変わり、仕事する相手も変わることになった。
みんな違ってみんな良い精神を思い出し、自分におごることなく、毎日過ごしていきたい。

でもこのイラッとする気持ち、をイラッとさせない方法はわからない。
向き合っていくしか無い。


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