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2022年名古屋場所番付発表と松鳳山の引退発表

大相撲名古屋場所の番付発表。番付には大きな変動なし。三役以上の実力拮抗が番付を固定化している。横綱・照ノ富士は膝が持つかどうか不安。大関陣では正代のカド番は激しく心配。大関昇進前の溌剌とした相撲を思い出して開き直って欲しいものだ。敢えて注目は、押し相撲は好不調の波が大きいが、夏場所で大勝ちした大栄翔の関脇昇進。前頭上位での注目は実力をつけてきた霧馬山、隆の勝、琴ノ若、若元春。新入幕に錦富士、新十両では欧将馬に注目。幕下上位では大ケガから復帰の友風が東幕下3枚目にまで戻ってきた。慶天海は東幕下56枚目に復帰。そしていよいよ一年間の謹慎処分を終えた朝乃山は三段目西22枚目からの再出発。https://www.sumo.or.jp/ResultBanzuke/table/

 番付発表前の松鳳山の引退は残念。東十両12枚目で3勝12敗と幕下陥落は必至だったので、番付発表前に引退発表。38歳と関取最古参であった。身長177cm、体重140kgと今の力士の中ではむしろ小柄だが、喧嘩上等といった荒々しい取口に男気を感じた。最高位は東小結。九州は福岡県出身の強面力士だが、お酒は一切飲めず。ずっと若嶋津(松ヶ根親方→二所ノ関親方)の下におり、引退を元女将(高田みづえ)も惜しんでいることだろう。


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