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ラグビー全国大学選手権で天理大36年ぶり関西勢V

■1月13 テレビ体操再開8回目、再開2684目、通算3174日目。ラクビー全国大学選手権で天理大が優勝。1993年にコーチ、1995年に監督に就任した同志社大学出身の小松節夫監督。1992年に関西大学リーグでCリーグ(3部)に転落したチームの再建から入った。その後2部、1部と名門復活。しかし大学選手権では、なかなか関東の大学に勝てなかった。打倒関東を合い言葉に2011年(vs帝京)、2018年(vs明治)と2回決勝に進出。天理大学は高校ラグビーの強豪校である附属高校の天理高校の選手すら全て来るわけでもない。スター軍団の早明とは違い、花園の土を踏めなかった無名選手たちもチームに多く含む。そこを克服したのは、猛練習の積み重ねと、小松節夫監督の淡々とした崩れない指導の賜物。
 関西勢の優勝は1984年の同志社大学以来、実に36年ぶりの快挙である。36年前の同志社大学ラクビー部と言えば平尾誠二や大八木淳史の時代である。当時のラクビーで「対決」という切り口には二つあった。一つは「社会人」vs「学生」。こちらは力の差が生じ過ぎて、実質的になくなった。もう一つは「関東勢vs関西勢」。こちらは社会人では関西勢が神戸製鋼くらいで少な過ぎるので学生主体。学生ラクビーは、ここのところ、関東学院大学と早稲田大学の二強時代を経て、帝京大学一強時代を過ぎて、再び早明二強時代だった。いずれにしても関東勢が主役であった。中学生までを関西育ちだった自分は、関西勢を身贔屓で応援していたが、同志社大学全盛期以降は、関東勢に歯がたたず悔しい思いをしていた。それが今年は天理大学が早明にもほぼダブルスコアで圧倒。プロップの小鍛冶のジャッカル、ロックのモアラの突進、スタンドオフの松永の的確なキック、攻撃の華であるフィフィタ。強いスクラム、前に出るディフェンス、キック&ゴーの殺到、美しいライン形成で早稲田大学を破って、大学No.1の座を手にした悲願達成。元関西人としては、胸がすく思いであった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ccf73599710172c7ae62d751cd3dcfdb0bcd48a

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