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大相撲11月場所・国技館観戦

大相撲11月場所14日目を国技館で観戦。後援会に入っている阿武松部屋の西幕下45枚目・慶天海が勝ち越しを賭けて大辻と対戦。三度の待ったで立ち合いの呼吸が合わなかったが、胸がすくような見事な上手投げで勝ち越し。さっそく慶天海にお祝いメールを送る。阿武咲には名入れタオルで応援。十両ではやっぱり宇良が楽しみ。決め技「後ろもたれ」とは、東龍は何をされたかわからなかっただろう。幕内優勝争いは照ノ富士と志摩海の2敗どうしが激突で、優勝決定を千秋楽まで持ち越すように工夫した取り組み編成。千秋楽の貴景勝と照ノ富士の決戦が楽しみ。弓取式の拍手には、相撲を愛する人々の心が、国技館の鉄傘にこだましているようで落涙。お土産には国技館カレーと焼鳥を購入。
 先場所までの国技館収容人員1/4から、今場所は1/2に収容人員が増加。枡席1つに2人、椅子席3つに1人の着席である。いつも通り入場開始時刻から入場。本来ならば朝8時半から入場したいところだが、コロナ規制で午後1時から入場解禁。午後1時だと三段目の終盤あたりの取り組み。国技館でのコロナ対策は続いており、応援の規制、座席での飲食禁止、館内設備の徹底洗浄が続いている。一斉退場を防ぐための正面→東→西→向正面順のプレゼント抽選という工夫も始まった。一方で茶屋スペースに飲食可能ゾーンができたり、売店でのグッズや飲食物販売が復活したり、一斉退場をと、9月場所よりは若干の活気を取り戻している。ここで言いたいことは、何故プロ野球だけが実験と称して、やたらと観客を入れているのか。日本相撲協会をはじめとして、他のスポーツが三密を避ける努力を続け、無観客開催や中止も多い中、プロ野球だけが観客席がギッシリ埋まり、応援も比較的自由に見える。国民的人気スポーツであり、傘下球団にマスコミ企業もあることから、プロ野球は自分たちだけを特別扱いしていると感じる。自粛は各種団体それぞれの自主判断によるのであろうが、特権的な地位濫用は慎むべきである。
 

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