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「雲水そば」の秘密と「妙興寺そば」の由来

昨日に続いて浅草「寺方蕎麦長浦」に連投。というのも『「雲水そば」に乗っていた「大根おろし」には「とろろ」が含まれていたのか?」という命題を考えると夜も眠れなくなった(嘘です、よく寝ました)。かと言って電話で訊く勇気もなく『それならもう一回行ってみよう』と再訪。それとお店の名物「妙興寺そば」@1400も捨ておけないなとの思いもあった。「妙興寺そば」は刻み海苔と胡麻がかかった冷たい蕎麦、それも更科っぽい細く白い蕎麦。そこに白鬚状の大根が少し絡まって、独特の歯触り。蕎麦ツユは愛知県の赤味噌仕立ての、これまた今まで食べたことのない味覚。それもそのはずここのお店は三代目だが、初代は妙興寺に蕎麦打ちを習いに行って、そこで見つけた秘伝の蕎麦レシピを見つけて始めた蕎麦屋家業だそうだ。以上が倍賞千恵子似の雰囲気(あくまで雰囲気であって女将の方がずっと若い)の素敵な女将さんのレクチャー。ここは他にも心惹かれるメニューが多く、隣の客が食べていた「葛引き蕎麦」(温)や納豆そば(冷)も美味しそうだ。すっかりこのお店に惚れ込んでしまった。
 そうそう肝心の質問の方だが、女将さんからは「ふつうの大根おろしとは違って、ひと手間ふた手間かけています」とのお答え。しつこいようだが「じゃあ、とろろは入っていないんですね?」と質問を重ねると「そこはなかなかお答えできない部分なのです」。つまり企業秘密ということだったが、答えずして暗に答えてくれているような気がした。
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