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マタイ伝第3章1〜12説「悔い改めにふさわしい愛の実を」

 1月7日の尾久キリスト教会⛪️広瀬邦彦先生の説教。題材はマタイ伝第3章1〜12説「悔い改めにふさわしい愛の実を」。
 あけましておめでとうございます。例年発行されている教文館「日々の聖句(ローズンゲン)」に掲載されている「今年(2024年)の聖句」は「なにごとも愛をもって行いなさい」。「コリント人への手紙」第1章16節にあることば。


 マタイ伝第3章は、キリストに先立って遣わされた預言者ヨハネの物語。洗礼者であり、罪の赦しを担う。そこにパリサイ派やサドカイ派も来た。彼らはユダヤ教の聖職者である。旧約聖書の律法を重んじる立場の人々であった。しかし彼らは慈悲や誠実の心を忘れていた。



 アメリカ🇺🇸サム・ジョーンズという牧師は、歌で宣教を広めた人。ある時「癒しの集会」を開いた。それは自分が罪を犯した証拠になる物を持ち寄って廃棄することによって、罪からの解放に安堵する会であった。ある時に敬虔な女性信徒サラが集会に参加したので、サム・ジョーンズ師は驚かれた。「なぜここに?」と問う師に「自分は今まで何もしてこなかったことに対して」と答えた。


 山上の垂訓でイエスは「人にしてもらいたいことを人にしなさい」と説いた。隣人を愛す、これこそ律法である。人は(神に)愛されてこそ、愛することができるのである。

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