原泰久「キングダム61」。第61巻のテーマは「裏切り」。魏と秦の同盟軍は楚の難攻不落の什虎を攻める。あっさりと什虎城を落とした魏秦軍だが、陥落にはそれなりの訳ありの模様だった。什虎を落とした後に、魏は韓を、秦は趙を攻める。飛信のライバルである楽華隊と王鳳隊は新戦力も加入して快進撃を続けていた。しかし飛信隊は副長である羌瘣が病に臥せっていることから、不振を極めていた。そこにやってきた羌礼。彼女も暗殺者の一族である蚩尤の祭を勝ち抜いて、外部に出てきた。気が狂ったような殺戮を繰り返す羌礼。最初は彼女の能力を讃えていた飛信隊も、やがて羌礼に嫌悪感を抱く。しかし羌礼が来た目的は飛信隊に加わることではなく、羌瘣を倒すことだった。羌瘣は羌礼の心の闇を受け止めるべく立ち向かう。
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